野村陽子植物細密画工房

標高1000メートルの清里高原に住み
描きたいものを描きたいように描く。
楽しい絵を楽しんで描く。

パイナップル ゼリーは寒天で!

2022-06-15 00:00:00 | 絵日記
熱帯アメリカ原産
パイナップル科の多年草

実家が
パイナップル農家の友人の話では
ひとつの株は
収穫ごとに実が小さくなるので
3年ぐらい使い
新しい苗を植え替える
南大東島で
自分達で食べるのであれば
5年くらいは大丈夫だよ
と聞いた

パイナップルの果汁には
タンパク質の分解酵素
ブロメラインが含まれる
硬い肉に
パイナップルの皮を
乗せて置くと
柔らかくなる


パイナップルのゼリーを作る時
ゼラチンは
動物性のタンパク質から
作られているので
分解されてしまい
ゼリーは固まらない

寒天は
タンパク質ではなく
海藻から作られ
食物繊維と炭水化物が主成分
ゼリーはしっかり固まる


パイナップルは
切ってみるまで
中の様子がわからない
食べ頃の判断が難しい

実の切り口から
いい匂いがして
全体が黄色に色づき
柔らかくなったら
食べ頃だ







 





島バナナ 追熟

2022-06-10 00:00:00 | 絵日記
沖縄のバナナは
島バナナと呼ばれる
小さいが
甘酸っぱくて美味しい

バナナが甘酸っぱい?
とても
想像がつかない
一度たべると
病みつきになる


バナナは
緑色のうちに収穫して
追熟させる

茎になったまま
熟すのを待つと
黄色の皮が破れ
甘みが飛んで
美味しくない

最近
スーパーのバナナコーナーで
緑色のバナナを
見かけるようになったのも
お客さんが
自分の好みで
食べ頃を見分けられるから

緑色のバナナは
気温の高い部屋におけば
黄色く色づき

黒っぽいシミが
出てくれば
食べ頃のサイン

この島バナナ
食べ頃になると
房から外れて
バラバラになってしまう

残念ながら
沖縄の現地で
楽しむしかない


ドラゴンフルーツ サンカクサボテン

2022-06-05 00:00:00 | 絵日記
英名ピタヤ(pitaya)は
サボテン科
ヒモサボテン属の
サンカクサボテン等の果実

メキシコや
中南米の
熱帯雨林が原産

『ドラゴンフルーツ』は
商品名だという


果肉の色は
白と赤がある
スーパーで見かけるのは
たいてい白

甘みが薄いので
サラダに入れる


沖縄県南大東島では
家の石垣に
サンカクサボテン
(ドラゴンフルーツ)を絡ませる
まるで
ドラゴンが空を
駆けめぐっているようだ

そのほとんどが
果肉の甘い赤だ

何度か食べたので
外見からでも
見分けられるようになった

果肉の
白いものは
ヒラヒラが少なく
面立ちがツルンと
すっきりしている

赤いものは
ヒラヒラが多く
ずんぐりむっくり
ヒラヒラの先が
赤紫色なのも特徴
全体に濃いめの印象

赤い果肉を食べると
口の中や
口の周りまでが赤く染まり
ドラキュラのよう

そんなことも
懐かしい思い出
また食べたくなった