野村陽子植物細密画工房

標高1000メートルの清里高原に住み
描きたいものを描きたいように描く。
楽しい絵を楽しんで描く。

ハチク(淡竹)  見立て外れ

2020-06-25 00:00:00 | 植彩絵日記
毎年6月は
垣根に植えた120本の山椒薔薇の花を
友人と一緒に楽しみます

ところが今年は暖かったせいで
6月4日には満開に
私の見立てが外れ
当日はチョボチョボ咲いているだけに
なってしまいました

予定を決める時
山椒薔薇は一日花ということを
すっかり忘れ
昨年のカレンダーに17日とあるので
単純に同じ日に決定してしまったのが
間違いでした
花見の予測の難しさを実感しました


その日の献立には
17~8年前に
国人の女性から教わった
『鴨肉とハチクのスープ』を作りました

《材料》
鴨肉    1枚
ハチク 7~8本(穂先の部分のみ)
塩   小サジ1
酒   大サジ2 

《作り方》
1 カモ肉は1センチの削ぎ切り
2 ハチクは斜めに大きく切る
3 大きめの土鍋に水2リットル・ハチク
  塩・酒を入れ火にかける
  沸騰したら鴨肉を入れアクを取り
  1.5~2時間 中火の弱火で煮る
  フタはしない
4 仕上げは味をみてから
  塩・コショウ・だしの素で整える

教わった当時
ハチクをアク抜きなしで使うのは
初めての経験で半信半疑でしたが
出来上がったスープは
鴨の脂とハチクの相性がバツグンで
美味しくて感激したのを覚えています

ハチクの季節になると
作ってみたくなる味のひとつです