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野村陽子植物細密画工房

標高1000メートルの清里高原に住み
描きたいものを描きたいように描く。
楽しい絵を楽しんで描く。

岩城島のレモン

2020-01-15 00:01:00 | 植彩絵日記
愛媛県上島町の岩城島は
「青いレモンの島」です。

年が明けると
実は黄色に色付いてきます。
レモンの散歩道を歩いていると
実はたくさんなっているのに
葉が黄色の樹を見かけました。

変だなと思って
レモン博士の脇さんに聞くと

「それは
畑の持ち主の管理が悪いからです
肥料が足りないか
実の成らせすぎで
きちんと管理されていれば
レモンの葉はする
一年中青々していますよ」

「だいたい葉の寿命は2年位で
実と若い葉に栄養を送り込み
役目が終わると
古い順から弱って落ちます。
落葉は季節に関係ありません」

と教えていただきました。

愛媛県の愛宕柿

2020-01-04 16:41:38 | 植彩絵日記
愛媛県産の愛宕柿(あたごがき)は
釣り鐘状のほっそりした実で
先がとがっています

晩生種の渋柿で渋抜きして食べますが
渋を抜くのが難しいことで
知られている品種です

渋抜きの方法は二通りで
一つは炭酸ガスを使う方法
もう一つはポリ袋を使い
真空パック状態にする方法らしい

大きさとオレンジ色の綺麗さに惹かれて渋抜きしてあるものを買って来ました

渋抜きした愛宕柿は
ねっとりと柔らかく
甘柿とは違う何とも言えない
上品な甘さ
美味でした

岩城郷土館の紅葉

2019-12-25 19:41:07 | 植彩絵日記
 12月、クリスマスも近いと言うのに
このモミジは綺麗に紅葉しています。

植木職人さんの話では
「ここは環境がいいですよ。
根元に水場があり、日当たりがいいのでいつまでも紅葉が綺麗なんです。
こういうのは珍しいですよ」
と話してくれました。

 落ちている葉を持ち帰り描きました。

 文章は歌人「若山牧水」のものです。
彼の歌に対する心構えを画に置き換えて読むと、より強く響いてきます。