田園調布の山荘

「和を以て貴しとなす」・・ 日本人の気質はこの言葉[平和愛好]に象徴されていると思われる。この観点から現代を透視したい。

私の庭の樹木(2)

2008年01月05日 00時51分35秒 |  身近な自然(植木、小鳥、川)、ペット
 しかし、落葉樹は生長がきわめて早い。5年も放置しておくと、枝が絡み合い、風通しも悪くなり、見滋賀発生したりする。そんなこともあってご近所に迷惑をかける可能性のある樹木は何本か切り払ってしまった。カンレンボク、ルブラカエデの珍樹や、桜、アンズが残念ながら処分のやむなきに至った。

 わが庭には、果樹も相当植えてある。ほとんどは落葉果樹であり、誰でも知っているものである。春先には、梅、アンズ、カリン、桃の順番で花をつける。ミカンは6月頃、栗もそのごろ地味な花を咲かせる。最後にナツメだがこれは花と言えるほどのものはない。5月には、落葉樹が一斉に若芽を出し、ハナミズキが美しい白と赤の花弁を一斉に見せる。4-5月の百花繚乱の模様は、手入れを欠かさねば十分に満足のいく空間ができあがる。

 私が特に可愛がっている樹木はカリンである。カリンは関西では神社やお寺の境内でよく見かける。関西人によるとカリンのある家は「カネを借りん」という言葉をだぶらせて、お金に不自由しなくなる木であると言うことであるが、そんなこともあって私は、関西から日本のカリンの苗を持ち帰り、庭の片隅に植樹した。
 
 この2本は、すでに幹周りが40センチほどになり、毎年春先に可憐なピンクの桜と同じ形の花を咲かせる。秋の10月末から11月中旬にかけては、大きな実をどっさり付けてくれる。写真は、数年前のものであるが、処分しきれない量となるので、カリン酒などに使用したり、残りをご近所に配ったりし、それでも大量に残るので「泣く泣く」生ゴミとして処分している。これは毎年のことなのである。

 今年も大量の実をつけることだろう。カリン酒を作るパーテイでも企画して、皆様に全部お持ち帰りいただくのもよいのではないかと思っている。(続)




最新の画像もっと見る