田園調布の山荘

「和を以て貴しとなす」・・ 日本人の気質はこの言葉[平和愛好]に象徴されていると思われる。この観点から現代を透視したい。

160709 朝の散歩、昼の散歩3

2016年07月09日 15時01分25秒 |  身近な自然(植木、小鳥、川)、ペット

やばいな、タクシーでも呼ぼうかと思ったが、下着に雨合羽の姿なので、無一文だった。そうか、歩くしかない。足を引きづりながら考えた。そういえば、今「アベノミクス」は道半ばなんて言っていたな、安倍さんは3年半前に総理大臣になったのだから、道半ばなら目標到達にはあと3年半かかる道理になるのかな、じゃああと3年半、都合7年もかかるわけだ。でも道半ばを叫びつづければ、何年経とうが言い訳がつくのか。道半ば英訳すればミッドウエィか。ミッドウエィ海戦!おぞましい。

若い人知らないかもしれないが、昭和16年末、「勝って来るぞと勇ましく」と独裁政権は大東亜共栄圏を呼号して大東亜戦争をおっぱじめるが、日本海軍は無敵と信じていた機動部隊の航空母艦4隻とその艦載機を多数一挙に喪失、何よりも精鋭の武官、士官をごっそり失う大損害を被り、この戦争における知性を失った。その時やめとけばいいのに、「悠久の大義」とか何とか言って指導者たちは、彼我の戦力差を分析せず、停戦のチャンスもつかめず、以降1億国民を道連れにして絶望的な戦いを繰り広げ、破滅のも道を突き進んだ。

アベノミックスはどうもそのこととかぶる。今、ミッドウエィで、知性を失っているからやめさせ時なんじゃないのと言いたくなるが、これからこれに3年半も付き合いますか? 高齢者の僕はもう嫌ですね。そしてその先に訪れるだろう破滅を見たくないな。「道半ば」は「道ナカバ」、逆に読めば「バカナ道」と読めますね。


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