田園調布の山荘

「和を以て貴しとなす」・・ 日本人の気質はこの言葉[平和愛好]に象徴されていると思われる。この観点から現代を透視したい。

171116朝の散歩、昼の散歩(95)・・・愛・LOVE・友 ②・・政治家の小泉純一郎さん、小沢一郎さん

2017年11月20日 11時19分01秒 | 愛・LOVE・友 

 

。もとよりその政策は私は好かんが、人柄、個性は別だ。一番強烈に思ったのは、2004年9月、私がブラジルのグアタパラ市に所用で滞在していた時だった。ここは移民が最初に農業を開始した村で移民の子孫が多い町だ。たまたまブラジル公式訪問中の小泉さんがそこに突然ヘリから降りてきて、日系移民と熱く交歓したシーンに接した。あいにく私は現場を離れていたが、直後に一人の村民からいただいた数枚の写真と現地新聞を見てその昂奮ぶりを理解することが出来た。現職総理が空から降ってきた、そこへ村民たちが駆け寄っていった。びっくりのニュースだった。小泉さんの予定コースは、日系移民の始祖の地に敬意を表すべく上空を旋回し上からエールを送ることだったが、日の丸の旗を振って見上げる村民たちの姿に感動したのか、突然ヘリの操縦士に諮って村に着地するよう要求し、秘書も、同行記者もなく、関係者がうろたえるのを尻目に着地を試み、みごと駆け寄ってきた村民と交歓をなしたことである。警護も手薄だったので、責任者はうろたえたにちがいないが、そんなことに無頓着、わがままな、直情径行の士の小泉さんらしい行動だ。小泉さんと言えばパーフォーマンス好きの政治家の代表のように見られているようだが、この件に限っては計算高さは感じられないと思っている。(いただいた写真は村民の一人が後方から撮影したもの)


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