日曜日というのは本当に家事をする気がしない。
まず、洗濯は決してしないぞと勝手に自分の中でルールを作っている。
出来れば本当に何もしたくないけれど、そうもいかないのでとりあえず
ご飯は作るが、それも出来れば手を抜きたい。
というワケで、夕飯は昨日作った混ぜご飯の残りと、料理雑誌に載っていて
簡単に出来そうな「手羽先のグリル」、それに豆腐のお味噌汁というメニューにする。
「手羽先のグリル」
手羽先とれんこんとエリンギに塩とコショウ、それにオリーブオイルをまぶして
オーブンでグリルするだけの簡単料理。
なのに、焦げ目がついて、ちょっと手をかけた風になるハズ。
相方も、雑誌を見て美味しそうだと言っている。
オーブンで13分加熱。しばし待つ。
出来上がりは、雑誌程焦げ目がつかず、色もどんよりと黄土色をしている。
「本通りにやったんだからいっか」
と相方の前に出すと、いつもなら何らかの感想を述べるのにやけに静かだ。
「ねえ、どうよ?」
と聞いても歯切れが悪い。けど聞かないと気が済まないのでまた同じ事を聞く。
「う~ん、もっとこう、パリッとしてると思ってたからさ~、予想と違ったと
いうか。味は悪くないんだけどね、味は」
などと言い訳しながらも、どう見ても予想を裏切られてガッカリといった感じなのだ。
確かに、オーブンから出した時、私も多少ガッカリした。
これまで本を見ながら何度作ったかは知れないが、本ソックリに出来るというのは
私の場合かなり低確率だ。
「本通りにやったんだから、オーブンが悪いんだ!」
と、わりと最新型のオーブンに責任を転嫁する。
食べ物に関しては期待を裏切られるとひどくがっかりするものだ。
何でも美味しいと言って欲しいとは言わないけれど(出来れば言って欲しいけど)
黙って食べてくれた方が良かったよなどと、自分からムリヤリ聞きだしたくせに
恨めしく思った。
多分、料理雑誌を見せなければ「こんなもん」だと思って食べてくれたハズだ。
完成予想図など見せてはいけなかったのだ。
プロが作り、カメラマンがいかにも美味しそうに撮った写真など。
これからは、何も見せないで差し出そう。
いかにも「前から知ってたのよ、この料理」といった顔をしながら。
まず、洗濯は決してしないぞと勝手に自分の中でルールを作っている。
出来れば本当に何もしたくないけれど、そうもいかないのでとりあえず
ご飯は作るが、それも出来れば手を抜きたい。
というワケで、夕飯は昨日作った混ぜご飯の残りと、料理雑誌に載っていて
簡単に出来そうな「手羽先のグリル」、それに豆腐のお味噌汁というメニューにする。
「手羽先のグリル」
手羽先とれんこんとエリンギに塩とコショウ、それにオリーブオイルをまぶして
オーブンでグリルするだけの簡単料理。
なのに、焦げ目がついて、ちょっと手をかけた風になるハズ。
相方も、雑誌を見て美味しそうだと言っている。
オーブンで13分加熱。しばし待つ。
出来上がりは、雑誌程焦げ目がつかず、色もどんよりと黄土色をしている。
「本通りにやったんだからいっか」
と相方の前に出すと、いつもなら何らかの感想を述べるのにやけに静かだ。
「ねえ、どうよ?」
と聞いても歯切れが悪い。けど聞かないと気が済まないのでまた同じ事を聞く。
「う~ん、もっとこう、パリッとしてると思ってたからさ~、予想と違ったと
いうか。味は悪くないんだけどね、味は」
などと言い訳しながらも、どう見ても予想を裏切られてガッカリといった感じなのだ。
確かに、オーブンから出した時、私も多少ガッカリした。
これまで本を見ながら何度作ったかは知れないが、本ソックリに出来るというのは
私の場合かなり低確率だ。
「本通りにやったんだから、オーブンが悪いんだ!」
と、わりと最新型のオーブンに責任を転嫁する。
食べ物に関しては期待を裏切られるとひどくがっかりするものだ。
何でも美味しいと言って欲しいとは言わないけれど(出来れば言って欲しいけど)
黙って食べてくれた方が良かったよなどと、自分からムリヤリ聞きだしたくせに
恨めしく思った。
多分、料理雑誌を見せなければ「こんなもん」だと思って食べてくれたハズだ。
完成予想図など見せてはいけなかったのだ。
プロが作り、カメラマンがいかにも美味しそうに撮った写真など。
これからは、何も見せないで差し出そう。
いかにも「前から知ってたのよ、この料理」といった顔をしながら。