三食昼寝つき

映画・ドラマ・本・ニュースなどで感じた事を、
「思うがまま、ありのまま」綴ります。

落として 持ち上げて

2006-02-27 23:17:14 | 単なる日記


人の不幸は蜜の味という言葉がある。



とは言え、オリンピック前 荒川静香・安藤美姫・村主章枝についての

週刊誌の記事は、興味を通り越し、ゲンナリ の部類へと入っていた。

(週刊誌の見出しだけで判断するのはどうかとは思うけど


安藤は太りすぎてジャンプが飛べない

村主と荒川は不仲  お互いが自分の方がカワイイと思ってる 


などなど、オリンピックを前にして(いや、前だからこそか)

悪意さえ感じさせる記事が踊る。


アマチュアスポーツ選手なのに、悪口芸能人並みに厳しい



だけど、安藤美姫や高橋大輔が「しーちゃん」と慕う、アネゴ肌の荒川

「神様」「魔法」という言葉を操る、孤独な芸術家肌の村主


しかも、長年オリンピックの枠を争った(互いを蹴落とした)間柄の2人が

仲良しこよしという方が嘘くさい と私は思う。


なのに、いざ荒川金メダルを取れば、性格から努力まで全て

 「賛辞・美談」のオンパレード


手の平を返すとはこういうことかと、驚くやら怖くなるやら



すっかり影に隠れた世界の4位 村主は閉会式にも出ずひとりで帰国



弱肉強食だね、その美しさとは裏腹に



そして、今だ「悪意」を持って書かれることの多い安藤美姫


発端は、パパラッチによる過熱取材に安藤美姫がキレたあたりからだろうか?

何だか、週刊誌の記事が「片思いだった子にフラれて、腹いせをするストーカー」

のように見えてしまう。(私だけだと思うけど


安藤美姫は可哀想ではあるけど大会前の 「メダルはいらないし・・・」

などの強がり発言は、見ていてあまりいい気持ちがしないゾ

彼女は、発言で随分損をしているように思う。


あれだけ「アイドルミキティ」と持ち上げておいて、

過熱報道が問題になった頃からは安藤批判に転じ・・・では

不信感や意地が先行して「頑な」にもなるんだろうけど、

マスコミなどするりと、感じよくかわす技身につけた方がいいのかも。

(余計なイライラやプレッシャーで自滅しない為に)


それらを超越して「無」になれた時、メダルは近づいてくるのかもしれない。


過程はどうあれ、メダルを取ったモン勝ちです





やまけん効果

2006-02-25 14:15:52 | 単なる日記

相方が平日に代休を取ったので、ふらり和歌山へ行った

やまけんの出張食い倒れ日記 に載っていた

美味しい魚を食べさせる店 へ行く為だ。



で、その前に、せっかく和歌山に来たのだからと、

「まるやま」という店に行き、和歌山ラーメンを食す

(冒頭の しょぼい携帯写真がそれ


豚骨と鶏がらスープベースのしょうゆ味は、

濃い色だけどコクがあり、尚且つ、サラリといける。

1階がラーメンで2階が焼肉を出すお店という所に

相方は怪しさを感じたようだけど、(そういうお店はイマイチなことが多いらしい

いざ食べてみれば私も相方も大満足!だった (スープ飲み干し状態)



だけど、本当の目的は「美味しいお魚」


地図を片手にドライブ、お土産あさりにいそしみ、カロリーを消費し、


いざ目的地  「活魚料理 たか屋」へ 


私の偏見だとは思うんだけど、” 活魚” という響きと、この名前から推測すると、

どうしても、店主は 「50代以上のガンコおやじで弟子がひとり」

という感じがしてしまう


だけど実際は、お客に「マスター」と呼ばれ、年齢も40代、いや30代かも?

という若さで、しかも料理をするのはマスターひとり

ジャズが流れ、大人の隠れ家的料理屋といった雰囲気は本当に意外だった


冒頭のブログ内で やまけんさんは太刀魚が美味しいと書いているので、

太刀魚とかんぱちの刺身を注文。




私が携帯カメラでパチリと収めると、マスターがこちらを向いて言った。


「もしかして、やまけんさんのHPを見てこられたんですか?」


大人気のブログだけに、私のようなお客は後を絶たないらしく、

皆、デジカメや携帯をかまえ、パチパチ収めていくらしい。


「おかげで、(写真に撮られると思うと)盛り付けも気が抜けないんですよ」

と、私を含め、やまけんブログ経由(?)組に対し、苦笑していた


「いや~、死にそうです、忙しすぎて


他の常連客との話を盗み聞きしていると、やまけん効果が現れすぎているのか

たか屋は大繁盛らしい。


しかし、いくらこじんまりとしてるとはいえ、20人は入りそうな店内。

ひとりで それぞれの料理を間を空けずに出すのは至難の業に違いない。


器用にムダなく動きながら料理をこなすマスターの指先に見とれながら

実はマスター「やまけんブーム」落ち着いてくれるのを

ひそかに祈ってたりして
、などと思う



カウンター越しに渡されたお皿にキレイな細工や盛り付けを施した刺身は、

見ているだけでも幸せな気分だ


そしてその味と言ったら、想像を超えるものがあった。

噛んだら歯にくらいついてくるような弾力に旨みと甘み

こんなに刺身って美味しかったっけ? と、目からウロコだ





アジのシソ梅巻き揚げや、魚めし(平目入り)や、

ナスに太刀魚とエビを挟んで揚げ、あんかけをかけたものやら、

とにかく「うまい魚」を食べまくった


本当に美味しいものには「感動」があるんだなと実感。

帰りの車では、何度も「美味しかったね」と、うっとり語る自分がいる。


こういうのを「食い倒れ」と言うんだろうか?と、


食い倒れの町、大阪ではなく、和歌山で思った


オリンピックの魔物を見た

2006-02-24 14:15:46 | 単なる日記

「サルも木から落ちる」

「スルツカヤもジャンプでコケる」


私の中で この2つはイコールに等しい



見るたびに完璧で、「失敗しないのが当たり前」だと思っていた

女王スルツカヤ
ジャンプに失敗した時は目を疑った



ショートプログラムであれほど完璧な演技で1位になったコーエンも、

フリーでは最初精彩を欠きジャンプを2度失敗



2人とも、目の前まで近づいた「金メダル」

精神的にも身体的にも いつもの実力を狂わされてしまったようだ。



そんな中、平常心を失わなかった荒川静香が金メダル!

フリーは、青と水色地で、シャープな切り替えかつ、上品に光輝く衣装

またもや、抜群の洗練度!  昔なら老けて見えてたひっつめ髪

とてもキレイなのは、身にまとった「オーラ」のせいだろうか?


演技はもちろん、会場全体が「荒川!荒川!」という大きな渦に包まれ、

オリンピックに宿るらしい「魔物」寄せつけなかった

(日本の試合と勘違いしそうな程のスタンディングオベーション! )


ショートプログラム後、アメリカのテレビ局関係者がインタビューされた時、

自国で1位のコーエンではなく荒川が金メダルを取ると言っていた

ので、「まさか」とは思っていたけど、出たよ、 「まさか」が!





村主は素人目にはほぼ完璧な滑りでこれまた会場を魅了した。

腰元でヒラヒラ布が揺れる衣装が

柔らかな
動きに相乗効果を与えていたように思う。


村主ファンの相方は、演技後はらはらと涙を流し

「メダルには届かなかった言うな!」

とテレビの中のアナウンサーに怒り、

「村主ちゃんは良くやったよ」

まるで親戚の子でも見ているように気持ちを高ぶらせてるし、

感情を揺さぶるという意味では間違いなくNO.1だ。

3位スルツカヤの次だもん、胸を張って帰国して欲しいなと思う。


安藤美姫は、転倒しながらも4回転に挑戦!

水色とグリーン地で裾からピンクが覗く衣装は、

ショートプログラムよりはミキティーらしく、メイクも同系色で決めていた。


しつこいとは思うが、衣装は赤やピンクの方が似合うのになあ

(ホントにしつこい

だけど、新しい「イメージ」を打ち出したいという気持ちは伝わってきた。

オリンピックの雰囲気を経験するというのは大きな財産。

魔物の存在も体感しただろうし)

4年後に実を結んでくれればいいなと思う。



とにもかくにも、今日は朝からテレビは 「荒川day」

「もう荒川の演技は何度も見たからいいよ」

夜の「報道ステーション」あたりには、新鮮味がなくなりそうだ。

何て贅沢な「ぼやき」だろう


最後の砦?

2006-02-22 09:53:38 | 単なる日記


早起き と言うよりは、仮眠と言った方が近い、午前3時起き

もちろん、目的はオリンピック フィギュアスケート女子を見る為だ。


安藤美樹が出て来た午前5時頃迄の長いこと。(半分寝てた

荒川静香は午前6時頃、村主章枝は午前7時頃、

計ったように皆、1時間おきの登場だ


安藤美樹は 黒地にラメが入った衣装で登場

痩身効果は表れていたように思うが、安藤美樹には明るい色

ワンピース型の衣装の方が顔映りがいいのになあと思う。


ジャンプでバランスを崩したり、フェンスにぶつかりそうになったり

こわばった顔から緊張は伝わったけど、あのメンバー内で8位は立派!



荒川静香は、滑る前から衣装に釘付け!

赤地に白のラインにキラキラスパンコール(ビーズかも?)の衣装は、

選手内でも群をぬくセンスの良さだったと思う。


長野オリンピックから、イマイチ「垢抜けない女」という印象が強かった

(ゴメン!)けど、ここ最近一気に「垢抜けた印象」へシフト


ひっつめ髪より(あれは老けてみえたよ)髪を下ろした方が似合うこと

や、自分に似合うメイクを研究したんだろうか?(ちょっと痩せた気もするし)


そして、見かけに負けないなめらかな滑りに、確実なジャンプ

一気にスルツカヤに迫る点数をゲットに、感動と共にどっと疲れが出た。

(3時起きですから・・・


でも疲れてる場合じゃない。 次は村主だ。

村主は、村主らしい黒と赤のワンピース型の衣装。

切りかえが上の方にあるので、長くて細い足がより長く見えて良かった。

でもって、今回も「情熱系」 な所を存分に発揮!

ジャンプも全て決め、ほとんどミスない演技で終わった。

で、この時点で村主は3位


このまま荒川と2人でメダルの可能性が!と思ったら、


やってくれたよ、コーエン(アメリカ)が!


赤い口紅、首周りが大きく開いた衣装で色っぽいなあと見ていたら、

シャキッ!キリッ!と ジャンプもステップも確実に決める。

悔しいが、完璧に上手い


「まさか・・・」


と思っていたら、そのまさかが起こり、コーエンが

優勝候補NO.1のスルツカヤ(ロシア)の点数を上回り1位に!



なかなか日本は簡単にメダルを取らせてもらえないなあとは思うけど、

もしや日本にも「まさか」が起こるかもしれないし、(というか、希望?



こうなったら、明後日のフリーも、午前3時起きで頑張って見るゾ!?


夜に咲く華

2006-02-21 12:07:31 | バラエティの感想


「銀座のホステス」に対し、憧れがある。


数ある水商売の頂点、 「銀座のバー」

おそらく、私は一生縁のない世界

だからこそ、その実情を覗いてみたい気持ちは膨らむ。



そんな私にうってつけの番組(アンテナ22)が昨日放映された。


銀座のNO.1ホステスを追ったドキュメンタリーなんだけど、

そこで銀座のバーの「伝票」が明らかにされていた。


お酒は、ボトルで入れれば10万円などあっという間なんだろうけど


ここでは普通に男2人でブランデーを注文した場合

ブランデー(ヘネシーXO) 32,000円
ミネラルウォーター      4,000円
おつまみスティック      6,000円
アラカルト          10,000円

などなど、水割りとおつまみだけで 85,000円

しかも、これで終わりでないのがさすが銀座

テーブルチャージ   15,000円
オールチャージ      1
5,000円
ボーイチャージ      13,500円
ホステスチャージ     3,300円
サービスチャージ   59,400円


という、意味が判るような判らないようなチャージが目白押し

サービスチャージって一体何?

そしてボーイチャージよりホステスチャージがかなり安いのは何故?

消費税を加えると 合計200,800円のお支払いとなる


(飲み物、おつまみの代金よりチャージの方が断然高い・・・


となると、最低ラインでさえ2人で20万円は下らないというコトか。

サラリーマンの給料など、吹っ飛ぶ



そして、肝心のNO.1ホステスの話だけど、これがまた興味深い。




まず、お客へのプレゼント

普通のホステスのプレゼントはネクタイが多いが

NO.1ホステスは、お客のサイズや好みを知ってないと買えない「シャツ」

を選ぶそうだ。 より「僕の為に選んでくれた感」が高まるらしい。

( ナルホド、あの手この手で徹底的に「惚れさせる」ワケね。 )


自宅取材はダメ 

「夢を売る商売なので、そんな無粋なことは言わないで下さい。

もし私を知りたければお店に来て下さい、何度でも


( く~!これぞ私がイメージする銀座の女!

つかまりそうでつかまらない感じが男を虜にするのね~ )


あからさまにくどくお客や、肩に手を回したりする無粋な客には

肩にまわされた手を握って自分の膝の上へと導く。

すると、お客の手は機嫌を損ねることなくおとなしくなる

(楽しませつつ、態度は毅然と。これぞ プロのテクニック! )


ワクワクするような話が次から次へと出てくるんだけど、

このNO.1ホステス、男と女の「嘘と真」に疲れて

一度水商売から引退
していたんだけど、

金沢にあるクラブのオーナーに頼まれて復帰したらしい。


そして、ママになって欲しいと頼まれる。

ママを引き受ければ責任が大きくなり平凡な幸せとは遠ざかる


悩んだ末に、NO.1ホステスはある尊敬する大先輩の元を訪ねる。


「華やかさのない人にはいて欲しくないけど、あなには絶対居て欲しい。 

この先 夜の銀座を託せるのはあなたしかいない


と言われ、ママを引き受ける決意を固める。


そんな彼女が手紙にしたためたのは、

「銀座を20年見続けてきて、私のいるべき場所はやはりここだと思ったのです」


もう、コレ、小説になりそうだね。

お客との恋愛や失恋や挫折なんかを含めれば、充分ドラマになるね



銀座も昔とは変わったらしい ( どう変わったのか知る由もないけど )


だけど、雰囲気が華やぎ、楽しませるプロである銀座のホステスには

いつまでも変わらないで欲しいなと、全く縁がないながらに思う


レビュー

2006-02-20 19:03:18 | 単なる日記

「喫茶店で2時間もたない男とはつきあうな」 

(著 斉藤孝 倉田真由美)


という本がある。


とは言っても、読んだコトなないんだけど


だけど、このタイトルは、私的にとても「キャッチー」だった。


何故なら、相方「喫茶店で2時間もたない男」だからだ。


いや「喫茶店で1時間もたない男」と言ってもいい。

(実際、喫茶店で1時間以上会話をした記憶がない



家での食事はと言えば、100%テレビを見ながら。

テレビの感想を2人で言い合うから会話は頻繁にしていると錯覚するが、

夫婦の会話は、正直、テレビで何とか持っているようなものだ



外食で料理をサボれるのは嬉しいんだけど、

向かい合わせでテーブルに座ると、途端に会話の少なくなる私達

料理が来るまでの時間の長いこと。(料理が来ると、ホッとさえする

顔を向きあわせなくていいカウンター席、サイコー!



付き合った期間が短く、いきなり「結婚体制」へと突入してしまったので

私の観察が足りなかったのだろうか? もしやこの結婚は失敗?

と思いながら、HPでこの本のレビューを見てみた。


レビューというのは、言わずと知れた、読んだ人のみが感想を書くもの

お金を払って買っているので、かなり手厳しい意見もある。


その中で、心に響いた(私に都合が良かったものを。


「コミュニケーションって、気持ちのやりとりができてるかどうかであって、
 わずかな言葉や、振る舞いでも、的確な心の交流は出来る。


 喫茶店に2時間も居座っておしゃべりに付き合わせようとする男なんて
 その時点で私なら速攻別れると思います」



そうだそうだ!

会話が続けば交流が出来てるってものじゃない!

量より、質!


と、自信を取り戻しかけた所に見つけた矢先に、目に入ったレビューが


「喫茶店で2時間もたない男とはつきあうなということは、

 (相手の女が)喫茶店で2時間もたない女だということ」


ぐうの音も出ない・・・
おっしゃる通り、喫茶店で2時間もたないのは、私の方だ



本を読む前に、レビューを読むだけでお腹一杯です


最後の最後まで

2006-02-18 18:53:49 | 単なる日記

正直、 「あ~、やっぱりダメか」と、絶望視していた、

トリノオリンピック スノーボードクロス 女子 準々決勝


その瞬間まで日本の藤森選手4人中、4位


他の外国勢とのスピード差は埋めようもないように思われた。



が、そんな私のガッカリをあざ笑うかのように、2位、3位で壮絶な

準決勝進出(上位2組)争いをしていた選手らが

後半のカーブで接触、転倒!

藤森選手は2人をかわして2位に食い込み、準決勝進出を決めたのだ。

「ありえん マジで?」思わず広島弁のひとり言も出る大逆転!


「棚からボタもち」という、普段全く使わない言葉が頭をかすめる。

(こんな表現でゴメン、藤森選手


「運も実力のウチ」とは言うが、このスノーボードクロスに関しては、

ここで言う”実力”の内訳は、他の競技に比べて

極端に「運」が高%を占めているに違いない


「スポーツは最後までやってみないと判らない」という言葉を

これほど実感したのは初めてだ。 (藤森選手は7位入賞!おめでとう!



そして、そんな私に更に追い討ちをかけたのが、決勝戦


もう、ゴールは目の前に迫っていた。

ダントツ1位で余裕の滑りをかますアメリカ ジャコベリス選手。


日本の解説者も 「これでアメリカは4連覇ですよ」 

アメリカの勝利を確信している。


その時だった。 

あっけにとられる程カクッと、ジャコベリス選手がコケた

「はっ?」


思わずまたもやひとり言。


自らも呆気にとられたであろうジャコベリス選手がもたもたしている間に、

大差をつけていたハズの2位、スイスのフリーデンス選手

スルリとジャコベリス選手をかわして

ゴール直前、1位に躍り出た のだ 


ガックリ放心状態なジャコベリス選手は、見ているのも辛かった。



ほんと、スポーツは最後までやってみないと判らない


「大差をつけている時程、

人は慎重にならなければいけない」


スポーツ観戦で、初めて、大事な格言を頂いた


白夜行 第6話

2006-02-17 15:20:59 | ドラマの感想(私流)


まさか、古賀(田中幸太郎)が松浦(渡部篤郎)に殺されるとは!



しかも、転勤前に有給を使い、父のように慕う笹垣(武田鉄也)への恩返しの為

張り込みをしていた最中に!(ってコトは殉死にならないんだよね?



これで笹垣の執念は、膨れ上がるな、と思った。



古賀が好きだった唐辛子かけすぎのラーメンを両手で持ち、

「古賀、すまん」と泣き崩れるシーン、武田鉄也、上手い!



そして、松浦が古賀を殺害した現場に現れた亮(山田孝之)は、

「父、母、自分をめちゃくちゃにした」松浦を殺害


友彦(小出恵介)と風呂場でジャレ合い、(ココ、唯一、ほのぼのシーン

「踏まれても立ち上がれるヤツが強いんだ」

と言われ、立ち直ったのかと思ったのに!


松浦の境遇 (不倫の末の子で疎まれながら育ち、過去肉親を殺した

や、亮が「自分と似てる」から「亮の事件を誰にも言わなかった」し、

手放したくないから縛り付けていたのだということも明らかに。


(亮って、松浦にも雪穂(綾瀬はるか)にも歪んだ甘え方されてたのね


今回、亮に対する雪穂の悪女ぶりは、なりを潜めていた。


亮や自分をゆすって苦しめる松浦を自らの手で殺そうとし、

(結局亮が先に殺しちゃったけど

白夜の下を歩いてきた亮に対し、「太陽の下を歩かせてあげる」と、

母性さえ感じさせる包容亮の心を解きほぐす


だけどちゃっかりダンス部の先輩高宮(塩谷瞬)の食事の誘いには乗る

しかも何かたくらんでそうなあたりは、さすが雪穂。


来週は、雪穂妊娠!で結婚!な早すぎる展開らしい


亮は亮で、調べにきた笹垣に対し、友彦の口から死んだハズの

自分の名前を言わせるなど、決意の上らしい行動に出る。


私、この展開の速さについてけるかな?

いや、食らいついていくしかないのかも





小早川伸木の恋 第6話

2006-02-17 14:32:46 | ドラマの感想(私流)


自立しようと、働く決意をするのは、エライよ

予想に反し、仕事もテキパキこなしてるしね。


だけど、だからってダンナと同じ職場に就職ってのはどうよ?


ワザワザダンナと同僚の女が一緒に働いてる姿見に行くようなもんじゃない。

同じ職場で働くのはやりづらいからって結婚を機に辞めるって人もいるのに!

自分が嫉妬深い女って自覚ゼロ?



家で悶々と不信感を募らせていた妙子(片瀬那奈)の就職は、

「病院もよく雇ったよね?他の同僚もやりづらいだろうにというものだけど、


これにより、妙子と大学生の金井潤(山口翔悟)との出会いや、

伸木が隠しもっていたカナからの手紙の発見やらに到るんだから、

ストーリー的には仕方ないのかな、とムリヤリ納得


で、この潤は、若さ故(?)の思い込みの激しさで、

診察中の伸木に「奥さんと別れて下さい」と直談判

だけど、潤は妙子にとってただの「当て馬」

伸木の気を引く道具でしかない (純粋な恋愛感情、利用したね?


潤との関係を伸木が知っても普通に診察を続けるのを見て切れる妙子に、

ついに伸木は爆発

「今までどれだけガマンしてきたと思ってるんだ!」


カナとの別れで意気消沈している上に、妻の浮気


もう糸が絡まりまくってますね、この夫婦


糸はほぐれるのか? 断ち切られてしまうのか?



朝日新聞でライターの島崎今日子がこのドラマについて

「夫が浮気するイイワケを延々見せられているようだ」と書いてたけど、


確かに、これでもかと言うくらい、イイワケ、見せられてます


冬季オリンピック

2006-02-16 19:32:31 | ニュースについて


深夜、オリンピック観戦に熱中し、私の昼寝時間は増える一方


メディアの予想を大幅に裏切り、蓋を開ければ、今だメダルゼロ


そしてここまでメダルへのプレッシャーが増大すると、いい作用など働かず

今回のオリンピックはメダルゼロだったねという事態もありうる。


「もうメダルはおいといて応援してあげようよ」と、同情心さえ湧いてくる。


だけど、それぞれの競技はそれぞれに面白い



昨日は「カーリング」を観戦



まるで「大学のサークル」のような初々しさの女子選手に相方は鼻の下をのばし

私は「ボーリングとビリヤードとおはじき」に似てるかも?

とのおバカな感想を持つ


相手のストーンをはじきとばして出すとか、中央の○に近い方がいい

というくらいは判るんだけど、何せ詳しいルールが判らない!


ルールが判らないから、 「盛り上がり所」も判らない!

相方と顔を見合わせ、 「ねえ今の、何で?」と聞き合う始末だ


もう少しルールが判れば、もっと楽しめたのに・・・


ルールがわかり、近所で出来るモンなら、カーリングってやってみたい



だけど、カーリングに限らず、冬季オリンピックの競技は、

馴染みの薄いスポーツが多い。


長野オリンピックの盛り上がりで多少認知度は上がっただろうけど

マイナー競技普段テレビで観戦するのもままならず(ゼロの場合もアリ)

その存在さえ知らない人少なくないのではないだろうか?


特に暖かい(冬季スポーツが盛んでない地域に住んでいると、

冬季スポーツに触れる機会は、極端に少ない。


(広島育ちの私の周りに、冬季スポーツをしてた子はひとりもいなかった


一億ちょっとの日本人の中で、冬季オリンピックの選手を目指す

子供達が一体どれだけいるんだろう?


メダルが期待されたスピードスケートで4位入賞の及川選手でさえ

選手を続けるか迷った程、資金援助してくれる企業は減る一方らしいし。

(それが多くの”芽”を潰しているに違いない



こう考えると、メダルを何個もとれていた今までの方が

奇跡的なんじゃないかとさえ思えてくる

凄いぞ、日本のメダリスト達!!



冬季スポーツのすそ野がもっと広がればなあ


それには、やっぱりメダルかあ

中国みたいに、出来る子を探して英才教育を施すのはどうだろう?
そしてメダリストに「最大の名誉」「一生困らない手厚い保証」を!

それにはやっぱお金かあ



結局そこに行きつくワケね