佐渡に行く（２）ディスカッション

主にパネラーは
総合的に進行をした　石川好（作家で、酒田市美術館館長）で、
日本海は百年前までは、日本の貿易の表舞台で、日本海を中心に
北前船の輸送が交通輸送の中心であった。と話されて会議は
始まった。
佐渡市長の高野宏一郎
ロシアの総領事　のワシーリーさん。
小木三崎百年プロジェクト協議会の十文字氏
リクルートじゃらん　のヒロ中田氏
などで、
今回の佐渡の空港滑走路に関して、ワシーリーさんが秘策が
あるとして、沖縄の基地を移転計画で佐渡が良いといえば、
５千メートルの滑走路がすぐでき、その後で、住民反対運動
をすれば、基地にならなく滑走路ができますよ。というジョ
ークのような意見を云われた。
ワシーリーさんが云うには、日本の観光では、世界的にも日本人
のサービスレベルは良い。高い。自然も素晴らしいので、ロシア
人を一回きて貰えばリピーターが来る。ロシア人は２倍買い物を
する。と云っていた。
長畝生産組合の大井氏は、トキと暮らす里（文字未確認）と言う
米を生産して好評を博している。化学肥料を使わず、作った
米なのでその分の値段は少し高めに設定しても良いだろう。
と２，３割高めで販売していることを話された。
このフォーラムが北前船の研究フォーラムと思ったが、全然
違う、北前船を合言葉にその寄港地がスクラムを組んで地域
おこしを考え、盛り上げようというイベントであった。
お調子者の司会者　石川好　氏には閉口したが、
私も発言をした「佐渡の観光客が少ないというが、以前
田中角栄氏の図には、佐渡に高速道路が走る図面を持っていた
とい。今回の県議会での佐渡空港滑走路延長が否決されたが、
佐渡の人々が、海上航路なのか空港が良いのか、四国のように
道路を走らせるのが良いのか？総花的にあれもこれも
予算をつけると言う考え方では今は駄目である。
自らの案を作って提案すれば、通る。うまくいくのでは
ないだろうか」と発言した。
割合良い意見と思ったが、時間が短くギャーギャーと
怒鳴るような喋り方だったかも知れない。
以前講演を聞いた事がある　ヒロ　中田氏は、青森で
何とか丼を作ろうとしている
佐渡天然ぶりカツ丼をつくってはどうか？と言われたような
気がする。十文字氏も「佐渡御前」という定番のメニューを
考えていると話をしていた。
１時から４時過ぎまで如何にも田舎らしい時間をかけた
フォーラムだったと思う。
少し当てが外れた。がしかし少し面白かった。

佐渡に行く（１）３月２０日（土）

佐渡市小木にて「北前船のフォーラム」があるというので、
勇躍、船に乗ったが、その前に寝坊して、寺泊ー赤泊航路が
間に合わず、新潟ー両津のカーフェリーに乗った。この両津
航路を選んだのが後で非常に良かった。到着が１１時５５分
到着して小木のフォーラムに参加するには、沢田と２回バス
に乗らにゃいかんと云う。考えて即タクシーに乗り、小木の
あゆす会館まで、約１２，０００円位の所を１万１千円に
してもらった。しかしこれでも時間は、１時間はかかり、会場
到着は、始まった１時の１０分位の遅れだった。
タクシーの運転手が優秀で、島内は約３００のお寺があり、
そのうち１５０が真言宗という、日蓮宗も多いらしい。四国の
札所参り８８ヶ所は、ほぼ真言宗で、そのような流れが佐渡に
もあるらしい。他に神社も多く、寺、神社を主とする能舞台は
現在では３０余り、昔は５０～６０位あり、当時は日本の能舞台
の３割が佐渡にあったという。

新潟市の新しいマンション

新潟市の駅南側のマンションLEXNの販売が開始され（３月半ば頃か）
話題になっている。賃貸物件と販売物件があるようであるが、
２５０位の１００位しか現在決まってないという。日生不動産の
担当で、広告を作業されたI.G.(インテグレート・グラフィツクス）の
関谷社長よりお聞きしたが、現状は厳しい情勢なので、楽観はできない、
ようなことを云っていた。
長岡市のイチムラ跡地の第四銀行などを中心とし再開発組合の所に
建つマンションは関係者によれば、特別に再開発の補助金で１６００万
～２０００万位の安価で買える。という事を話されていたが、
新潟、長岡ともマンション需要が大分ダブついているようなので、
この種、建物は厳しく、苦戦するであろう。又選別されて、良し悪し
がハッキリしていくものかも知れない。（この稿３月２２日記）

３月１日長岡商工会議所

久しぶりに、長岡商工会議所の議員総会に出てみた。
私は、議員ではなく、部会委員ということであるが、
参加ができるのである。
年度決算承認など膨大な事項の説明が、樋口専務理事から
あり、私は、商工会議所百年史が発行予定日より５年
も遅れており、６年になってもハッキリ納期が出ていない
状態を質問した。樋口氏の答弁があったので、あまり、
追求せずに、ほどほどで止めたが、地震のため１年半
の遅れはまあしょうがないとして、６年も遅れているのは
異常だと思う。
ついで来年度予算承認で、どなたかが、樋口専務理事の
退職に伴い、新しい専務理事が、長岡市から入るような噂
を聞いたが、これは本当か？という質問が出た。これには、
同種の意見提出があり、長引きそうなので私は退席した。
樋口氏が多くの作業を一手に引き受けすぎているのでは
ないか？　もっと後進に作業を分担させておれば、
退職時にももっとスムースにき行くのでは、と言うのが
自分の感想である。いずれにしてもこの長岡商工会議所は
役員の人事案件が皆とても好きな所がある。