日本の屋根裏人のワイコマ日記です

日本の屋根と云われる北アルプスの山々は、世界遺産の富士山に次ぐ名峰の数々、この素晴らしい環境の麓から発信する日記です。

JAXAは大丈夫なのか???

2023年03月20日 07時40分31秒 | Weblog
今朝の信州はまた冷えました、咲き始めた水芭蕉の花たち
が心配です。気温が氷点下3度あたり一面霜で真っ白です
風が無いので花たちには辛い朝です。
H3ロケットは日本の新しい基幹ロケットです。「柔軟性」
「高信頼性」、「低価格」により徹底したユーザ視点で
開発することで「使いやすいロケット」を目指します。
JAXAは日本の企業と共に総力を結集して、開発に取り組
んでいます。とJAXAは言ってますが、世界的に人工衛星
の打ち上げ需要が急増する中、市場をけん引するのはイー
ロン・マスク氏が設立したスペースXで、昨年2022年に
同社は61回のロケット打ち上げに成功しています。
拡大が確実視されるこの市場には「宇宙利用大国」を掲
げる日本も、そのロケット打ち上げの競争に加わろうと
頑張ってきましたが、残念なことに昨年の日本のロケット
の打ち上げ実績はゼロという結果です。それでもJAXAは
予算通りの決算を淡々と消化しているのですが、先日の
「H3」初号機の打ち上げ失敗は非常に残念です。最初
打ち上げ取りやめは、失敗ではないと啖呵を切ったうえ
で今度は完全な心配のようです。H2ロケットの後継機
として、コスト低減・能力増強・安全性向上などを目指し
2014年に開発が始まったH3は、当初2020年に打ち上げ
る予定でしたが、開発が難航し延期につぐ延期で漸く先日
の打ち上げに漕ぎ着けました。
地球観測衛星「だいち3号」(開発費379億円)を搭載
したH3の打ち上げは成功したかに見えましたが、2段
目のエンジンの点火を確認できず、指令破壊信号により
消失してしました。米国では2025年以降に月面に人を送
り込む国際探査「アルテミス計画」が本格始動し、同計
画を念頭に2人の日本人宇宙飛行士候補が選抜され、我
が国のH3ロケットは月面への物資輸送も担う予定です
が、昨年10月のイプシロンロケットに続く打ち上げの
失敗により、日本の宇宙開発は先行きが見えない状況と
なっています。JAXAさん、もう一度原点に立ち返って
どうすれば確実に成功できるか??・・やり直しの出来な
い実験の根本に立ち返って再検討して、まず人事の刷新
そうしていかないとあの大型予算について、多くの国民
が不信感を抱きますよ。




















コメント (4)
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