8月9日(木)宮崎へ移り住んでからの、初めての大冒険
そんな感じの 西米良行きでした。
なぜって? 第一印象・・・・・遠かった
我が家から、国富町→西都市→西米良村へ R219をひたすら走る
一人のドライブ 弾む気持ちで出発したものの・・・・・
途中、雨・・・そして土砂降り
ちょっと、くじけそうになったりして・・・・
西都の町並みを過ぎてから、道路はいいけど山に向かう道
左手に一ツ瀬川を見ながら、北上→カーブ→トンネル・・・その繰り返し
カーブもだんだん険しくなるぞ
川の水は、土砂降りのせいか 濁っているし・・・
いったい いくつのトンネルを抜けたでしょう?
短い距離のものから、長い距離のものと・・・、
土砂降りの中→トンネル→抜けると晴れ・・・あれ~?
また雨→トンネル→今度は土砂降り→すこし小降りになって・・・休憩とか
走らせながら、ふと長野の千曲川の流れに沿った道路を思い出す・・・・
川幅はもっと広かったけど、こんな川沿いの山道が似ているな・・・なんて・・・
2時間くらいと思っていたけど、慣れない山道→カーブ→トンネル→土砂降り
ちょっと無理でしたね。
我が家を12時少し前に出発して・・・・
こんな岩肌に見入ったり・・・・
途中ダムも2箇所も超えて・・・・・道路も狭くなったり・・・・ふ~っ!
「湖の駅」に着いた時には、ほっとしました・・・・が、聞いてみると
目的の小河写真工房までは、まだ15分くらい先と・・・・
でも、道幅も広く綺麗になり安心して走行出来ます。
かりこぼーずの大橋が見えたら、もうすぐです。
この橋は、車が通る木造橋としては日本最長の橋(140m)だそうです。
さて、なぜ西米良の小河写真工房を尋ねて行くのでしょう
それは、こんな話です。
人との係わり合いは、不思議なものです。
以前にも書いたかと思いますが、私がブログを通して発信したことに対して
たくさんの書き込みコメントいただいています。
その中で、慣れない田舎の生活、人間関係、仕事の事、ウジウジ愚痴を並べて
お聞き苦しいこと多々あると思いますが、ある方が「西米良へ行ってごらんなさい」と
「小河写真工房の小河さんに会って、お話をしてごらんなさい・・・・
それから、芸術的な『ほおずき』を作っている中武ファームの人たちを
尋ねてごらんなさい」と・・・
こんな名指しで、具体的なことを見ず知らずの私に伝えてくれるのは、
きっと何かがあるという確信の元ですよね。
西米良という村で、熱くそして前向きに生きている・・・頑張っている人たち・・・
そこから、エネルギーを分けていただこう
そんな経緯の元、小河さん、中武さんに連絡を取りました。
ちょうど時を同じくして、8月3日(金)にNHK総合テレビ「どう変っていくのか宮崎」という特集番組がありました。
東国原知事に代わって、今や全国区、追い風に乗る宮崎ですが
その中での町や村の取り組み方など
ドキュメンタリー番組でしたが、残念なことに地域限定の放送だったようですね。
もとろんその放送も見て、村民約1300名の小さな村が、総力挙げて前向きに村興しに取り組む姿勢の中心人物が小河さんでした。
小河さんは、西米良出身ですが6年前に東京の生活から、家族と共に西米良に戻っていらしたそうです。
その話を聞いただけでも、私には大きな興味をそそるものでした。
お子さんはすぐに順応するでしょう・・・・
でも、奥様のご出身はどちらなのかしら・・・・と
私も、苦い体験がたくさんあるからです。
でも、田舎の無かった私は 宮崎が好きで 同じように都会しか知らない人に
少しでも田舎の生活を味あわせてあげたい・・・
宮崎の良さを知らせてあげたい・・・・そんな思いで宮崎に来たのです。
何度も書いていますが、自称「宮崎の宣伝ウーマン」
東国原知事より先に、名乗りをあげているのです。(去年の11月)
とにかく小河さんに会うことが出来ました。
写真工房に展示されている 素敵な写真パネルを見ても、わかるように
思ったとおりの、エネルギッシュな方でした。
話もわかり易くて、前向きで・・・お会いして良かった・・・・
幸運な事に、中武ファームのご長男 洋文さんが小河写真工房に偶然いらして、
後で伺うことを伝えました。
小河さんと、様々な話をして・・・ちょっと同じような悩みの部分もあったり・・・
奥様はお留守でしたが、是非、またお会いしましょうと・・・・
「また、いらしてください」と言われたことで、思い切って尋ねた甲斐がありましたね。
http://www.spin.ne.jp/~taka/top.html小河写真工房のホームページです。
美しい写真がたくさん載ってます。
そして、つぎにお尋ねした 中武ファーム 驚きと感動の連続です。
一ツ瀬川を見下ろす柚子の畑 収穫の終わった『ほおずき』のハウスもここにありました。
ご自宅はもう少しだけ下になりますが、この山間の村で最初に朝陽を浴びる場所で生活しているってことですね。
生産者の顔の見える直接販売の注文発送分は もう終了したとか・・・
村の花火大会で販売される分が 見事な色と形で中武さんの心意気を主張しています。
ホントに ご無理を言って、東京の最近ご主人を亡くされた友人に 初盆に間に合うようにと発送していただきました。きっと喜んでくれるはず・・・・
お盆に祖先の霊がお戻りになるとき足元を照らす提灯として、また目印として赤い『ほおずき』を飾るという習慣があります。
また、目印にされた『ほおずき』はその後、家を守る魔よけとして重宝されています。
(中武ファーム発送の箱の中に同封されていた説明文です。)
そして、こんな素敵なものもあります。
大きさの違う『ほおずき』や 手間をかけて葉脈だけ残した『ほうずき』で 手作りのランプ
優しい癒しを与えてくれますね。
中武ファームのご次男さんの結婚式の時には、キャンドル代わりにしたそうです。
もう ぜったい欲しい~
目の前で、形の違うものや、大きさの違うものを電球にはめて見せてくれる
中武ファームの人たち
柚子栽培のご苦労や、ほおずきに対する情熱を語るご主人
あ~ぁ、優しさに溢れたご家族なんだなぁ~・・・と、心が洗われたようです。
http://www2.shintomi.ne.jp/~nakatake/index.htm
中武ファームのホームページです。
アットホームな雰囲気が伝わってきます。
この日の出会いに、心から感謝いたします。
本当の故郷に帰ったような心地よさを味わいました。
この日は、7時過ぎまで話し込んでこれから「かりこぼーずの温泉」です。
民宿に泊まる事にして、西米良報告はまだまだ続きます。
自分が興奮気味で、話がまとまりませんね。今、思案中です。
どうぞ、ご期待下さい。
http://www.nishimera.jp/12/index.html 西米良村のホームページです。
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