女神になりたい主婦のブログ

忘れない国語の教科書

数日前、父が甘夏を買ったとかで、目一杯入った段ボールを置いていきました。

父はとても果物好きで、毎日毎日、何かの果物を食べています。

そのおかげで、私は子供の頃から、夕食後は必ず果物を食べていました。

結構、贅沢な食生活だと思います。

大人になって、果物って高いんだな~ってわかりました。

でも、栄養をとる面でも、季節の美味しいものをいただけるという面でも
果物をなるべく食べるようにしています。

果物は太陽の光をいっぱい浴びてますからね。

太陽エネルギーをもらえますよ。


で、父は二人暮らしなのに、自宅用に一箱、我が家のために一箱買ったらしいです。

こんなに食べられるのかな。

我が家は皆、柑橘類が好きで、特に息子は酸っぱいものが好きなのでよく食べます。

だから、うちではすぐに食べちゃうかな。

甘夏は置いてあるだけでも、とても良い香りがしてきます。

夏みかんよりも甘くて食べやすいし、美味しいです。

その香りで、私は思い出すフレーズがあります。

「これは、レモンのにおいですか。」
「いいえ、夏みかんです。」
で始まるお話。

小学四年生の教科書に載っている「白いぼうし」というお話です。

最近、息子が音読していたので、私の小学生の頃の記憶が蘇りました。

私も小4で、これ読んだなあ。

当時、わけわかんない不思議な話だなって思いましたけど
今になって、私が思ったのは
ちょうちょは妖精さんかしらね〜、でした。

大人になって、感性が豊かになって良かった。


他にも、昔から今もなお教科書に載っているお話はいくつもあります。

特に、戦争の時のお話は、強烈なので私もよく覚えています。

「ちいちゃんのかげおくり」と「一つの花」。

子どもの時に読んで、悲しいなと思ったし、当時は子供側の気持ちを考えましたけど

いま読むと、大人の気持ち、親の気持ちが痛いほどわかって
もうやめてくれ〜、です。

子供が宿題で音読するので、聞かないといけないんですけど
悲しすぎるんですよ。

当時は、そこまで辛い気持ちにはならなかったけど
(直接的な表現をしていませんからね

大人になって、お父さんとお母さんがどんな気持ちで
戦争の中、子供を育てていたのか、家族と別れなくてはいけなかったのかを思うと

悲しすぎて、涙が出ます。

もちろん、子供もどんなひもじい思いをしてたのかとか
心細くて寂しかっただろうとか、そんなことを思うとまた辛すぎます。

小学生の時も、お話を読んで「戦争はいけない」と思ったけど
これは大人になってからの方が、ズシンとくるお話ですね。


30年以上経っても、心に残っているくらいなので
教科書に載せて、子供に読ませるお話というのは重要だなと思いました。

私の祖父も、こんな風に戦争に行ったのかなあと
どんな気持ちだったのだろうかと思うと
自分に全く関係のない、遠い昔のお話なんかじゃないんですよね。

今の子どもたちに、どれだけ響くのかはわからないけど。

国語って、日本語の勉強だけじゃないですね。

などと色々感じた最近の話です。

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