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飛騨高山フィンユール邸 公開

2012-05-03 | 北欧デザイン

飛騨高山の家具メーカーKITANIの敷地内にあります

今年1月に竣工したフィンユール邸が、

このGW期間中に見学ができます。

120430_5

高山の中でも、少し標高の高い所にありますので

3日前は写真のように、桜ごしのフィンユール邸を見ることができました。

今は少し散っていると思いますが、まだ残っているかも。

見学は予約制ですので、KITANIのHPをご覧ください。

http://www.fjc.kitani-g.co.jp/

120430_3 FJ邸と桜と乗鞍


飛騨高山フィン・ユール邸建設プロジェクト

2012-02-15 | 北欧デザイン

P2153064

フィン・ユール生誕100年の今年、

飛騨高山の地に、フィン・ユール邸が完成しました。

これは、その建設記録をまとめた本。

総監修者として、構成、取材、編集にたずさわらせていただきました。

「なぜ、フィン・ユール邸を飛騨高山に建てるのか?」

それに対する答えは、

自分なりにこの1冊の本の中にまとめることができたと思います。

飛騨高山は世界で輝けるだけのポテンシャルを持っている―。

地場産業、建築文化、食文化、自然、そして職人気質…

是非、飛騨高山にお越しの際には、飛騨高山フィン・ユール邸を訪れてみてください。

但し、春までは休館の予定だそうです。

飛騨高山を運営するNPO法人フィン・ユールアートミュージアムクラブでは、会員を募集しています。

http://www.fjc.kitani-g.co.jp/main/join/join.html


飛騨高山フィン・ユール邸(Finn Juhl's House) 2

2012-02-04 | 北欧デザイン

P1302857

1月30日に竣工式典が行われた飛騨高山フィン・ユール邸

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白い雪の中で白い外壁と、室内から漏れる明かりが

良い対比を生み出しています。

P1302896(リビング)

NPO法人 フィン・ユール アートミュージアムクラブでは

正会員および賛助会員を募集しています。

正会員になると、宿泊もできるようです。

個人では、なかなか正会員の会費を納めるのは大変ですが、

魅力的です。

会員募集は...

http://www.fjc.kitani-g.co.jp/main/join/join.html


飛騨高山フィン・ユール邸(Finn Juhl's House)

2012-01-31 | 北欧デザイン

2012年1月30日

フィン・ユール生誕100年の日に、飛騨高山フィン・ユール邸の

竣工式典が執り行われました。

120131_6 (式典)

ダムスゴー駐日デンマーク大使はじめ、

フィン・ユールに関する様々な活動を管理している

ヴィルヘルム・ハンセン財団のニールス・ビョンスコウ理事長など

デンマークからも大勢の方が出席されました。

120131_4 (パーティ)



完成した飛騨高山フィン・ユール邸

120131_11 (リビング)

70年前、フィンユールの見た空間が、ここにあります。

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建設記録本「夢の家」を編さんする過程で、

何度となく建物の中に入り、撮影も行いましたが、

家具の整った空間に入ったのは、この日が2回目。

セッティングが完了した状態では初めてでした。

120131_8 (ダイニング)

天井までの大きな窓からは、柔らかい光が注いでいます。



そして、夜...

120131 (夜景)

誰もが、時の経つのを忘れて、その空間に浸りました。

120131_5

70年前、フィンユールもこの温かい暖炉の前で

自身のデザインした椅子に座って、

こんな空気感を感じていたのでしょう。

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静かで、温かい、包まれるような空気感を。




NPO法人フィン・ユールアートミュージアムクラブ(FJC)では

正会員および賛助会員を募集しています。

詳細は、FJCの入会案内をご覧ください。

http://www.fjc.kitani-g.co.jp/main/join/join.html

(フィン・ユール邸に入ることができるのは基本的に会員のみとなります)


ライン(線形)

2011-08-18 | 北欧デザイン

  110815plantstakayama_17 (葉)

デンマークのデザイン雑誌でMibilliaという雑誌があります(廃刊)。

おおよそ1940年~1980年くらいまでの発行だったと思いますが、

それに一通り目を通すと、時代の変遷が分かり面白い。

中でも、家具などのプロダクトのポスターはとても興味深いです。

何を参照したのか、どのようなシチュエーションをイメージしたのか、

そういうことが、言葉を介さなくても伝わってきます。

デンマークの著名デザイナーである、フィン・ユールのデザインは、

とにかくラインが美しい。

110815plantstakayama_8

フィン・ユールの次のデザイナーである、ナナ・ディッツェルのスツールも

Mobilliaに掲載されていますが、その家具のポスターからも

自然を参照していたことが分かります。

(すべてのデザインがそうだというわけではないです...)

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ライン(線形)としても、その厚みとしても、見た目の強度感としても

自然を参照していると思います。