飛騨高山の家具メーカーKITANIの敷地内にあります
今年1月に竣工したフィンユール邸が、
このGW期間中に見学ができます。
高山の中でも、少し標高の高い所にありますので
3日前は写真のように、桜ごしのフィンユール邸を見ることができました。
今は少し散っていると思いますが、まだ残っているかも。
見学は予約制ですので、KITANIのHPをご覧ください。
飛騨高山の家具メーカーKITANIの敷地内にあります
今年1月に竣工したフィンユール邸が、
このGW期間中に見学ができます。
高山の中でも、少し標高の高い所にありますので
3日前は写真のように、桜ごしのフィンユール邸を見ることができました。
今は少し散っていると思いますが、まだ残っているかも。
見学は予約制ですので、KITANIのHPをご覧ください。
フィン・ユール生誕100年の今年、
飛騨高山の地に、フィン・ユール邸が完成しました。
これは、その建設記録をまとめた本。
総監修者として、構成、取材、編集にたずさわらせていただきました。
「なぜ、フィン・ユール邸を飛騨高山に建てるのか?」
それに対する答えは、
自分なりにこの1冊の本の中にまとめることができたと思います。
飛騨高山は世界で輝けるだけのポテンシャルを持っている―。
地場産業、建築文化、食文化、自然、そして職人気質…
是非、飛騨高山にお越しの際には、飛騨高山フィン・ユール邸を訪れてみてください。
但し、春までは休館の予定だそうです。
飛騨高山を運営するNPO法人フィン・ユールアートミュージアムクラブでは、会員を募集しています。
1月30日に竣工式典が行われた飛騨高山フィン・ユール邸
白い雪の中で白い外壁と、室内から漏れる明かりが
良い対比を生み出しています。
NPO法人 フィン・ユール アートミュージアムクラブでは
正会員および賛助会員を募集しています。
正会員になると、宿泊もできるようです。
個人では、なかなか正会員の会費を納めるのは大変ですが、
魅力的です。
会員募集は...
2012年1月30日
フィン・ユール生誕100年の日に、飛騨高山フィン・ユール邸の
竣工式典が執り行われました。
ダムスゴー駐日デンマーク大使はじめ、
フィン・ユールに関する様々な活動を管理している
ヴィルヘルム・ハンセン財団のニールス・ビョンスコウ理事長など
デンマークからも大勢の方が出席されました。
完成した飛騨高山フィン・ユール邸
70年前、フィンユールの見た空間が、ここにあります。
建設記録本「夢の家」を編さんする過程で、
何度となく建物の中に入り、撮影も行いましたが、
家具の整った空間に入ったのは、この日が2回目。
セッティングが完了した状態では初めてでした。
天井までの大きな窓からは、柔らかい光が注いでいます。
そして、夜...
誰もが、時の経つのを忘れて、その空間に浸りました。
70年前、フィンユールもこの温かい暖炉の前で
自身のデザインした椅子に座って、
こんな空気感を感じていたのでしょう。
静かで、温かい、包まれるような空気感を。
NPO法人フィン・ユールアートミュージアムクラブ(FJC)では
正会員および賛助会員を募集しています。
詳細は、FJCの入会案内をご覧ください。
http://www.fjc.kitani-g.co.jp/main/join/join.html
(フィン・ユール邸に入ることができるのは基本的に会員のみとなります)
デンマークのデザイン雑誌でMibilliaという雑誌があります(廃刊)。
おおよそ1940年~1980年くらいまでの発行だったと思いますが、
それに一通り目を通すと、時代の変遷が分かり面白い。
中でも、家具などのプロダクトのポスターはとても興味深いです。
何を参照したのか、どのようなシチュエーションをイメージしたのか、
そういうことが、言葉を介さなくても伝わってきます。
デンマークの著名デザイナーである、フィン・ユールのデザインは、
とにかくラインが美しい。
フィン・ユールの次のデザイナーである、ナナ・ディッツェルのスツールも
Mobilliaに掲載されていますが、その家具のポスターからも
自然を参照していたことが分かります。
(すべてのデザインがそうだというわけではないです...)
ライン(線形)としても、その厚みとしても、見た目の強度感としても
自然を参照していると思います。