正座や座禅に代表される日本の「座る」は「腰を据える」の意
西洋イス文化の浸透に伴い、
椅子生活は確かに「下肢」を楽にしたが、
同時に「腰」に大きな負担を強いることに。
正座や座禅は自然と腰が伸びるが、下肢に負担がかかり、また動きの自由度がない。
椅子に座ると、下肢は楽だが腰は曲がりがちになる。
人間工学的にはこれは危険な行為とすらみなされる。
お尻から腰までをしっかりサポートし、
その他の部分が自由に動く構造、
テクノジェルを採用した座面は、
体重を掛けるたびにジェルが三次元的に形状を変え
体圧を分散しカラダの一部分に負荷が集中するのを防ぐ
Fritz FrenklerとAnette Ponholzerによるデザインで、
2001年グッドデザイン賞とドイツiFデザイン賞を受賞