萩原
しみずの湯へ行ってきました。
以前の会社で意匠兼総括担当した建物。
久しぶりにでしたが、
平日に訪れたのは初めてだと思います。
健康増進施設としてハードとソフトを一体的に整備。
現在の委託運営会社に設計のときから関わってもらいました。
プールを使った健康増進で、いろんなプログラムを実践しています。
お風呂は(写真は撮れませんが)
余計なBGMもジャグジーもないシンプルな作り。
お湯のこんこんという音と
ルーバー越しに入る光が湯船と天井に反射し
揺らいでいる…
天気もよくリラックスした時間でした。
その後寄ったのが、ジークフリーダ。
飛騨川を挟んで国道41号線の対岸にある道路沿い、
高台にあるベーカリーカフェです。
少しアンティークな中古感のあるインテリア。
床はモルタル
壁は(たぶん)漆喰
机や椅子は古いものを上手にインテリアとして取り入れています。
カラトリーはFranc Franc
食器は見ませんでしたが、全体に調和のとれた感じ。
写真は撮りませんでしたが、
トイレの紙巻きの下地も古い廃材を使ってなかなかのセンス。
水も上にある受水タンクから鎖を引っ張って落ちてくるタイプで
その鎖についているタグまでさりげなく洒落ています。
ぶどう狩りに行った高岡の雨晴海岸近くにある
国指定重要文化財 武田家住宅。
大きな茅葺の屋根の上にこけら葺の屋根が乗る特徴的な外観です。
この武田家住宅は、
ガイドさんの説明によると、甲斐の武田信玄の子孫が住んでいた邸宅で、
当時大田村の肝煎(=一か村を支配していた庄屋のこと)を務めていたそうです。
囲炉裏の煙の立ち込める土間に、上部側面の障子から差し込む光の照らす空間も
見ごたえがあります。
庭に向かって奥行き感を演出していました。
白い漆喰壁と木枠の色彩バランスも、とても参考になります。
すごく感じられる工夫がされていました。