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陋巷にさまよう (野を拓く 第2部)

プアなわが道とこの世を嗤笑するブログ

増税軍靴の足音

2011-09-06 08:57:47 | Weblog
ノダ新内閣が動き始めましたなぁ。
しかし、
今朝の新聞を読んで驚きましたがな。
『官僚側に、野田内閣を「ようやく政官が協調する普通の政権になった」と歓迎する空気が出てきた』
とありましたぞ(2011/9/06 日経)。

あ、もうアカン、と感じましたがな。
もう舐められてますがな。
現在のみならず、これまでず~~~っと泥沼日本を蝕んできた根本的な元凶は官僚体制ですからなぁ。
一族郎党どころか、八族までも根絶する位で臨んでちょうど良いのに、
それどころか、尻尾をふって、すり寄っていますがな。

ワタシの見立てでは、
官僚を懐柔して飼いならそうとする政治家は、
一見それなりのリーダーシップを発揮しているように見えるが、
実は、根本的な誤りを犯しているのでござります。
確かに、在任中の短期的な成果を求めると、そうしたくなるのは分からなくもないが、
まあ、そういうお方はせいぜい三流政治家どまりでござりましょう。
歴史に名は残らないか、或いは無能政治家として残るか、いずれかでござります。

お、
新しい閣僚が、抱負を含め、好き勝手なことを言いはじめましたがな。
どうせ2/3は官僚の原稿なんだろうが、
オノレは正しいと思うているところがやっかいなところでござります。

その中で、あちこちで増税のハナシですぞ。
今までは、口先だけにせよ、増税に伴う或いはその前に鼻血も出ないほどの改革と言うていたが、
その声は次第にか細くなって、
単に増税のハナシばかりでござります。
とうとう増税という軍靴の足音が、陋巷の路地にも響いてきたんですなぁ。
おゝ、なかなか勇ましい足音でござります。
これまでは足音をたてぬような歩き方であったが、
今は、これを見よとばかりの足の上げ方、降ろし方でござりますよ。

おや、こちらでは、
東電が来春から15%値上げですと?
火力発電を増やすために、液化天然ガス(LNG)の燃料費増加分(年1兆円)を賄わなあかんのだそうな。
ほう?
なんで火力発電を増やさなあかんのですかな?
オノレの不始末&大失敗のせいでしょうが!
オノレの不始末を、何で他人に尻拭いさせるんですかな?
そのところを、よ~く説明してもらいたいものでござります。
地域独占で、妥当な値段での電力供給義務があるのに、それが出来ないのなら、さっさと独占を放棄しなさいな。

政治家といい、役人といい、電力会社といい、
ずうずうしい輩ばかりでござりますなぁ。
お願いならば、お願いの仕方があると思うのだが、
オノレの無能力や非は棚にあげ、国民の負担増は当たり前という顔をしてござる。

そういえば、テレビなどで頻繁に見る昨今の謝罪会見。
まともな謝罪をしている者は僅かですなぁ。
何と言うているか、思い出してみなさいな。

「****をお詫びしたいと思います」
と言いながらアタマを下げる。

ワタシは、そのお詫びを待っているのだが、
しばらくすると、その場面は終りになる。

え?
お詫びをするんではなかったの?
テレビ局どの。  
お詫びの前に終わってしまいましたよ。
ワタシは、
お詫びしたいと「思う」のなら、さっさと詫びて欲しいと待ってるんですがなぁ。
コメント
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