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陋巷にさまよう (野を拓く 第2部)

プアなわが道とこの世を嗤笑するブログ

九電のやらせメール

2011-07-07 08:52:53 | Weblog
玄海原発の再稼働に関する県民向け説明番組で、
九電が、一般市民を装った再稼働賛成の意見メールを出させていたそうな。
記者会見で、何度も繰り返して質問が出た一つに、
そのやらせメール指示を、社長の真部何某が知っていたか否か、がありましたぞ。

ワタシは、情報を持っていないので想像になるが、真部何某は知らんと思いますよ。
九電では、長年の慣行で、そういうやらせなんぞは常態化しており、
いちいち特段の指示や確認をしなくても、組織が自動的に動くのでござります。
組織のある程度のところまでは報告が上がるだろうが、社長までは届かないのでござります。
上のように、組織内部ではやらせは「当然の」動きでござりますからなぁ。
マスコミもそんなことは承知の上で、とはいえ、決定的な証拠がないから、
それを口に出さず、突破口をあけようとしているのだろうが、
視聴者から見ると、何だか滑稽でもありますなぁ。
国民の大多数は、やらせを「やっぱり」と思うているでしょうからなぁ。

ほう、九電では社内調査をしているですと?
何の社内調査でござろう?
普通ならば、やらせの有無、誰がどの様に指示したか、等の調査なんだろうが、
やらせが常態化している中では、
「誰が漏らしたのか?」「漏れたルートは?」の調査に相違ありませぬ。

ところで、
政府は全原発を対象にストレステスト(耐性調査)をやるそうですぞ。
カンが急に言いだしたそうな。
だから、政府がというより、カンが、の方が正確なんでしょうなぁ。7月6日時点では。

全国原発の安全宣言をした海江田(経産相)は、赤っ恥をかかされていますぞ。
内心、「この野郎!」と思うているでしょうなぁ。

ストレステストとは何でしょうなぁ?
大津波や、航空機の墜落や、ミサイルの飛来を実際にやってみるんでしょうかなぁ?
え?
単なるシミュレーションでござるか?
シミュレーションも良いが、現実とは違いますからなぁ。
安全といえる程度のシミュレーションをやれば、そりゃあ「安全」でござりますよ。
やはり、実際にやってみないといけませぬ。
超大量の爆薬を使って地震や大津波を起こしたり、
大型航空機を原発に向けて墜落させたり、 
ミサイルを撃ち込んだりする必要がござりますよ。 
北朝鮮の日本向けミサイルは、今や原発に照準を合わせているに違いないですからなあ。
コメント
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