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陋巷にさまよう (野を拓く 第2部)

プアなわが道とこの世を嗤笑するブログ

地震(22)-汚染水

2011-04-06 08:47:28 | Weblog
福島原発の放射能汚染水の放出につき、
各国、とりわけ近隣国から日本政府の情報開示のあり方に不満といらだちがあがってるそうな。
そりゃあ、そうでござりましょう。
自国への影響が心配であると共に、日本の原発管理のありよう自体がなってないですからなあ。
現下の危機対応力も不十分ですからなあ。
当然にちゃんと説明をせなあかんですよ。
しかし、国内向けと同じように「仕方がない」の一言ではすまんでありましょう。

これは、人類、いや生物全体に対する犯罪ですぞ。
低濃度だから良いというものではござりませぬ。
「大きな被害を防ぐ相対的措置」な~んて説明は、説明になっていませんなあ。
それを、いけしゃあしゃあと言うているが、
各国は、何というアホか、と思うておるでありましょう。
日本という国の信用がガラガラと音をたてて屋台骨から崩落してゆきまする。

データを添えて事前、そして事後の毎日、説明すると同時に、
政府閣僚、国会議員、中央官庁の役人が、現地でとれた野菜や魚介類を毎日食べ、
ほれこのとおりと示すことが一番でござりますよ。
各国も、少しは理解するでありましょう。
そのために、任期中、ず~っと食べ続ける必要があるのでござります。

それはともかく、
水産業の人たちはアタマをかかえておられるでしょうなあ。
被害についてだけでなく、
東電と政府、そして保安院についてアタマを抱えているでありましょう。
水産業だけでなく、農業もそうだし、国民全員が同じでござります。

ところで、「原子力安全・保安院」というところは何なのでしょうなあ。
保安院のミッション:
 (1) それらしき名前の組織とし、原発が安全であることをPRすること
 (2) 電力会社から報告をさせ、それを世に伝えること
 (3) 原子力専門家筋から聞いたことを、さもジブンの判断かのように言うこと

ミッションは以上。オワリ。
今日のブログもオワリ。
コメント
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