だいぶ春めいてきました。
いつもなら冬場に2~3回は雪が積んでスキー場のゲレンデみたいになることのある
放牧場ですが、このまま雪が積むことなく春が来てしまいそうです。
本当は雪上を駆ける牛、を撮りたいのですが・・・。
やさいの会の決算が終わり、次は我が家の確定申告の仕上げです。
期限が迫っています。ブログにかまっている暇はありません。
私も突進しなければ(笑)。
放牧場の牛。
芋づるを軽トラックに積んでいったら、お腹を空かした牛たちが
私めがけてモー突進してきました・・・(゜_゜i)
私の前に電気柵の線が張ってあって、その手前で急ブレーキを掛けて
止まるといういつものパターンなのですが、地響きをたてて突進してくるので迫力あります。
わかっているとはいえ腰が引きます(笑)。
先日、JA長崎西彼農協の繁殖牛部会、肥育牛部会合同の視察研修がありました。
視察先は、昨年の第10回全国和牛能力共進会長崎大会の肉用牛部門で内閣総理大臣賞を受賞した川棚町の喜々津牧場と繁殖牛高等登録群優等賞を受賞した同じく川棚町の吉崎牧場。
この共進会に牛を出品するだけでも大変なことなのに賞を受賞するのは牛飼いのプロでなければ出来ないことです。私などは足もとにも及びません。
口蹄疫など伝染病予防もありほとんど視察は受け入れていないということでしたが、県内の農家のレベルアップに協力したいということもあり両牧場ともこころよく視察を受け入れてくれました。
吉崎さん↓ 以前早岐に家畜市場があるときは一緒に子牛を出荷していましたが、早岐市場が閉鎖されてからは私たちは県北の平戸口、吉崎さんは島原の県南市場に出荷しています。
120頭の繁殖牛舎は壮観です。
私が気に入ったのはこの花壇。↓牛舎の周りの環境美下にも努めています。
雑然としたうちの牛舎の周りも吉崎さんを見習ってなんとかしなければ・・・・。
畜魂碑もありました。
畜産農家は家畜の命と引き替えに生活させてもらっているのです。
吉崎さんの牛に対する愛情と感謝の気持ちを感じました。
わたしも畜魂碑を造らねば・・・。
日本一になった喜々津さん。
神です(笑)。
喜々津さんの肥育牛舎。
350頭ほどの肥育牛がいます。
喜々津さんは今まで平戸口の家畜市場には来ていませんでしたが、今度から平戸口家畜市場からも子牛を導入したいと言っていました。
喜々津さんから買ってもらえるような子牛を育てなければと気持ちを新たにしました。
4日ほど前に子牛が生まれました。今年の出産第1号。
かなりイケメン(?)の大きな雄でした。
朝行ったときはすでに生まれていて母牛の乳房に元気に食らいついていました。
名前は「純」とつけました。
元気に育ってほしいものです。
国産の牛にはすべて個体識別番号がつけられ生産から流通の段階までのすべてがわかるようになっています。
うちの牛たちもみんな個体識別番号を記したこの黄色いピアスがつけられています。
昨日うちの社長が佐世保市内のとあるスーパーで買ってきた牛肉(ロースのブロック肉)の個体識別番号は1094090137でした。
これを家畜改良センターの牛の個体識別番号検索サービスに入力して生産履歴を調べてみます。
そうするとこの牛が生まれて肉になるまでの履歴の一覧が表示されました。
この牛はかなり複雑な移動をしています。
まず、平成12年10月14日生まれの黒毛和種の雌牛。
鹿児島県曽於市の繁殖農家の長崎さんのところに生まれ、平成23年までの約11年間、繁殖母牛として供用されています。
長崎さんは高齢になったこの牛を、平成23年12月の曽於家畜市場に成牛で出荷しています。
それを、同じく鹿児島県志布志市の永井さんが買い付け、翌24年1月の曽於家畜市場に出荷しています。飼養期間が一か月ちょっとと短い理由はわかりません。
曽於市場では、宮崎県都城市の梅ヶ谷さん(たぶん肥育農家だと思う)が購入し、24年7月までの約半年間肥育して、鹿児島食肉センターで屠畜されています。
これをみると子牛からの通常肥育ではなく、高齢の経産牛肥育であることがわかります。
しかし一つ疑問が出てきました。経産牛にしては初めの値段が高すぎるのです。
100㌘1280円(これを安売りで400円ぐらいで買ってきたのですが・・・)。
これは高級和牛肉の値段です。
しかも、ただの国産牛肉(経産牛肉と表示する義務はない)という表示だけで黒毛和種との表示もない。
なにか良心的でない気がします。
あしたの夕食はこの肉を使った焼き肉。100㌘1280円の価値がある肉かどうか味わってみることにします。