ちょこ歴旅

歴史旅…というほどじゃない、気楽な史跡巡り備忘録
(※和菓子ネタはブックマーク「和菓子の国の人だから」へGo!)

涼を求め醒ヶ井~大垣

2013年08月23日 01時11分31秒 | オートバイ
右手に広がる畑、左手には見渡す限り琵琶湖、
そして広い空。
今日は一週間連休の初日、3月の龍野以来、久々のオートバイでのツーリング。
琵琶湖東岸、滋賀の雄大な自然が満喫できる
「さざなみ街道」を北上中です。

まずは10時頃、近江八幡あたりの琵琶湖の
風景をどうぞ。

湖を吹き渡る風から涼しさゲット!

続いて米原から国道21号線で大垣へ向かう
途中、中山道の宿場町醒ヶ井へ。

湧水が源泉で透明度の高い地蔵川に梅花藻が
白い花を咲かせています。
見るだけでは物足りず、手をつけてみると、
ひんやり気持ちいい~。
ちなみに梅花藻の見頃は7~8月だそうです。

続いてのスポットは醒ヶ井から国道21号線
を東へ約30分の垂井町。
秀吉の軍師として名高い竹中半兵衛重治に
ゆかりのある地。

竹中半兵衛重治の嫡男、重門が築いた5千石
の旗本陣屋跡。
石垣と堀の一部、櫓門など、遺構を見る限り、
旗本陣屋とは思えない立派さ。
背後の菩提山には山城が築かれ、半兵衛重治
の居城でした。
残念ながら、ここには涼を感じるさせるもの
は皆無なので、次のスポットヘ。

涼を求め東へ、いよいよ戸田家10万石の
城下町、大垣に到着。

大垣城天守は昭和34年に鉄筋コンクリート
造りで建てられたものながら、戦災焼失前の
天守(国宝)を外観復元したもの。
さらに、窓の大きさなどの相違点を最近の
修復で改めたというこだわりよう。
その辺の何の根拠もない模擬天守などとは
格が違うのです。
今は見る影もありませんが、かつては本丸と
二の丸は広大な内堀に囲まれ、さらに幾重
もの外堀で囲まれていたそうです。

大垣城をあとに、駅周辺を歩いていると、
めっちゃ暑い!
涼を求めるはずが汗ダラダラです。
ご当地地銀の「OKB3」ポスターで目から
涼を取り入れるか…。(なんのこっちゃ?)

ここで、無理やり涼を感じさせる水の話題。
東西交通の要衝である大垣は地下水などの
水資源が豊富で、かつては水運も発達し、
水の都と称されていたそうです。

そんな地下水が豊富だったという名残が
こんなところに。

これは、大垣名物の水まんじゅうを地下水で
冷やしている様子。
涼し気でおいしそう。

また、水運が発達していた頃の名残はこれ。

船町湊跡と住吉燈台。
ちなみに、この場所は松尾芭蕉の奥の細道の
旅の結びの地だったそうです。
それでは、私も本日の涼を求める旅を結ぶ
ことにしましょう…。

…といいつつ、やっぱり最後は再び琵琶湖の
様子をどうぞ。

左:18時前、近江八幡
右:19時前、守山
夕暮れ時の琵琶湖、涼しげでしょ?

ここで一句…
「夕暮れに 暑さ忘れる 琵琶の海」
なんちゃって。

本日の走行距離は399km、連休初日から
ハードな一日でした。


~今回の甘いもん~
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065(岐阜)大垣 金蝶園饅頭
066(岐阜)大垣 柿羊羹
067(滋賀)醒ヶ井 六方焼
コメント
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