和菓子の国の人だから

関西中心に美味しい和菓子を紹介。
貴方の旅に和菓子でちょっとアクセント…

065(岐阜)大垣 金蝶園饅頭

2013-08-24 23:41:07 | 岐阜の和菓子
先日、オートバイで岐阜県大垣へツーリング
に行った際に訪れたお店。
このブログでは岐阜県のお店は初めて。
これで10都府県達成~(祝)!
まぁ、各都府県の充実度に差はあるけど…

<金蝶園総本家の店構え>
~大垣市高屋町~

創業は江戸後期の寛政10年(1798年)。
大垣駅から徒歩1分、駅前大通りに面した
一等地にあって、ご覧のとおり老舗らしい
立派な店構え。

それにしても驚くのは大垣駅周辺に点在する
金蝶と名のつく店の多さ。
元祖、本家、正本家…さっぱり分かりません。
それだけ大垣の町に浸透しているんでしょう。

<金蝶園饅頭>

ほんのりとしたお酒の香りがする酒饅頭。
皮は意外としっかりした食感、こしあんは
滑らかで甘さ控えめ。
非常にあっさりしています。
一度に2~3個は軽くいけますが、賞味期限
は2日間と短めなので買い過ぎには注意。
(1個 \120)

ちなみに「金蝶園」という名前の由来ですが、
藩主ならびに家老の小原鉄心に酒饅頭を献上
した際に賜った詩から三文字をとったとか。
「菜種咲く 花は黄金の 饅頭に
 慕うや蝶の 賑わいの園」

<水まんじゅう>

4月末~9月中旬の季節限定商品。
陶器の猪口に入れられた水まんじゅうが、
地下水で冷やされる様子はまさに水都大垣の
夏の風物詩。
あちこちのお店(金蝶〇〇)を賑わします。

店内で、こしあん、抹茶あん、季節のあんの
セットをいただきました。
季節のあんは月替わりらしいですが、今月は
「ぶどう」。
ただし、そんなに葡萄の味はしません…

水まんじゅう独特のつるっと喉を通り抜ける
食感は最高ですが、あんがほんのり温かく、
見た目ほどに涼を得られず…ちょっと残念。
(3個セット450円)

次回大垣に行くなら、今度は違う金蝶〇〇に
行ってみようかな?
でも、日帰りではちょっと遠いな~。
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