ちょこ歴旅

歴史旅…というほどではないけど、気楽な史跡巡り備忘録
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名張へ行きました

2012年11月10日 22時58分38秒 | ロードバイク
今日は先週行けなかった三重県の名張市を
目指します。
もちろん独りではなく、師匠Clarkさん
と一緒です。

朝7時、堺市西区鳳のコンビニで待ち合わせ、
大和川沿いを延々走り、奈良県桜井市へ。
大神神社(おおみわじんじゃ)付近を過ぎ、
三輪山の南麓の金谷河川敷公園でちょい撮影。

そろそろ紅葉の時期、桜の木も色付きます。
一番右の写真は「佛教傳来之地」の石碑。
こんな内陸部で意外な気がしますが、ここは
難波津から大和川を遡ってきた船の終着点。
583年、飛鳥の都の外港であるこの地に
百済から経典などが陸揚げされたそうです。

おっと、目的地はまだまだ先です。急がねば。
ここからは国道165号線(初瀬街道)で
まずは榛原(はいばら)へ。

榛原まではかなりの登り坂。
標高80Mから出発、目指す榛原は310M、
しかも途中で350M地点を越えます。
やっとのことで榛原に到着、現在10時半
過ぎです。

ここからも引続き国道165号線で、名張を
目指し小刻みなアップダウンを繰り返します。
途中、室生の手前辺りで目についた光景を
ちょっと撮影。


日本昔話の長者どんの屋敷?

再びスタートし、標高360Mまで登った後、
道は下り基調。
下るということは、帰りは当然登り…
う~ん大丈夫かな?ちょっと心配です。

11時半、ようやく名張(標高200M)に
到着し、榛原からは約20km。


ちょっとレトロな駅。

本当は香落渓(かおちだに)へ行きたかった
のですが、時間的にも体力的にも無理。
仕方がなく近くのちょっとした観光スポットヘ。


左:名張藤堂邸
右:寿栄神社(ひさかじんじゃ)の太鼓門。

名張藤堂邸は藤堂高吉(藤堂高虎の養子)を
祖とする名張藤堂家(2万石)の陣屋の一部。
2万石とはいえ、独立の大名ではなく津城の
藤堂藩(32万石)の家来だったそうです。
なお、寿栄神社は高吉を祀った神社であり、
太鼓門は陣屋の表門を移築したもの。

ちなみに、この藤堂高吉は悲運な人だった
ようです。
織田信長の重臣(柴田勝家に次ぐNo2)、
丹羽長秀の三男として生まれ、羽柴秀吉の
希望で弟の秀長の跡取り養子となったものの、
のちに秀吉の心変わりで、秀長の家臣である
藤堂高虎の跡取り養子に。
その後、高虎に息子が生まれたこともあり、
その家臣とされたそうです。
なんか、たらい回しで可哀想ですね。

そろそろ12時、プチ観光も済ませたので、
道の駅「宇陀路室生」まで帰って昼食タイム。

左:道の駅の裏を流れる宇陀川
中:猪肉、よもぎ入りのお好み焼き
右:蓬入り米粉クレープで粒餡を包んだもの

さぁ、お腹もいっぱいになったので元気良く
国道165号線を引き返します。

せっかくなので、帰り道でも色々と撮影。


室生付近の紅葉の山。


榛原の古い街並。


三輪付近、大和川の向こうに聳える大神神社
の巨大鳥居。

午後5時半、ヘロヘロになりつつ無事に帰宅。
走行距離は171kmでした。
帰宅後、鏡に映る顔はいつもより5歳ぐらい
老けていました。


~今回の甘いもの~
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030(三重)名張 なばり饅頭
コメント (2)
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