写真散歩

カメラを持って気ままに散歩

練り切り食べたいなと思いながら…旭山

2018年11月23日 | 小笠原

また明日と言いながら2日程あけてしまって申し訳ありませんでした。
仕事が入ってしまって投稿することができませんでした。
お詫びに今日はレアな花を紹介させていただきますね(とは言ってももともと投稿する予定の花ですが…)

場所は前回の続きでですので旭山の南峰になります。

写真は朝焼けの旭山(写真中央の山)です。
ここの斜面にやけに頑丈に作られた保護柵があります。

その中にひっそりと咲いているのが…
初紹介になる固有種のコヘラナレン(キク科アゼトウバナ属)です。

ただのキク科の花じゃないか!!と思うかもしれませんが、絶滅危惧種の一つです。

理由は野山羊やネズミの大好物で食べられちゃうからですね。あとさっきの場所の写真でもお分かりかと思いますが生育する場所が岩場のガレ場のような場所なので、崩落したりするため数がめっきり少なくなってるそうです。
さっき頑丈に保護されてると言いましたが、それも野山羊やネズミに食べられないようにしてるためです。
なのでこれ以上の写真を撮ることができませんでした。
ちなみにコヘラナレンは父島と兄島に分布しています。

以前お見せしたと思うのですが、母島の方に分布してるのが
固有種のヘラナレン(キク科アゼトウバナ属)です。

コヘラナレンは半草本の小低木、ヘラナレンは低木です。
父島と母島は50Kmぐらいしか離れてませんが、変われば変わるもんなんですね。

同じ場所に咲いていたのが
ムニンアオガンピ(ジンチョウゲ科アオガンピ属)

常緑の低木で、雌雄異株です。正確には、雌花(葯はあるが、花粉粒がない。)と雄花(柱頭がなく、結実しない。)と雌雄同体の3タイプに分かれているそうです。
なるほど~
昔はこの木の皮を使って紙の原料にしたんですって、なので別名はサクラコウゾなんだそうです。

今はシマモクセイの季節…山の中を歩いているとフッと良い香りがするなと思ったらシマモクセイの小さな花を見つけることができます。


朝夕はだいぶ冷えてるようですが、風邪をひかないように気を付けて下さいね。
こちらはまだTシャツ短パンでウロウロしてます。

今日の歩数…20,761歩 勝った(^^)v
でも足がボロボロです…