写真散歩

カメラを持って気ままに散歩

秋の金剛院

2018年11月11日 | 京都の思い出

早起きした朝…
以前、この時期に京都に帰っても何も花が咲いてないとコメントで嘆いたところ
夕顔さんからきっと今の時期は雲海があるかもしれないし、金剛院も素敵かもしれないとの温かいアドバイスをいただきました。
秋の草花は撮って満足はしたので、紅葉はまだ山でも色付き始めだったし金剛院の紅葉は諦めることにして
雲海が見れるかもしれないので出掛けることにします。
家の周辺では霧は発生していないものの、海側では霧が少し発生している様子
でも車を走らせていると目的地の山の上がはっきり見えているのに気付いたので、これは駄目だと思いUターン
紅葉はまだ駄目だろうけど、朝の雰囲気だけ味わおうと金剛院に向かうことにしました。

金剛院は家から車で10分程度の福井県との県境近くにあるお寺です。

金剛院は真言宗のお寺で、一帯は「金剛院京都府歴史的自然環境保全地域」に指定されている深い樹林の中にあるお寺です。
紅葉の名所として、花のお寺の第三札所でもあります。


金剛院に到着しました。朝なので来ている人もまばらです。


金剛院の撮影ポイントである公園に向かう途中では紅葉が良い感じに色づいてるではないですか!!

金剛院の三重塔から本堂にかけてのカエデは細川幽斎の植樹で、全山合わせて5000本を数えるといいます。
それが季節になると黄赤や緋色などに染まり、三重塔を包み込むように色付くのです。
期待感が強まります…

夕顔さん、ありがとうございます。
お陰様で京都の紅葉を島に帰る前に見ることができました。

ちなみにこの構図は私が絵を見て初めて凄い!!と思った絵の構図に真似てます。
紅葉に包み込まれてる感が好きです。

あとはもう同じ風景ばかりになりますが投稿しますね。

撮影は混まない早朝の山から日が出てくる時が私は好きです。

よく見てみたら昨日と、今日はライトアップをする日だったよう
芝生の所にライトアップの準備がされてあります。夜は行かなかったですが、これだけ色づいていれば綺麗だったでしょうね。

この三重塔は国の重要文化財になります。

紅葉に隠れてしまってますが、この三重塔の左上が本堂になります。

開山したのは、平安時代初期の平城天皇の第三皇子、高岳親王

親王は皇位継承争いなどに巻き込まれ、世の無常を感じて仏門に入ったそうです。道理でこのお寺も隠れ寺のような雰囲気があります。

朝日に照らされた紅葉が綺麗でした。


いくら撮っても飽きませんが(この日は結局7時前から9時半までいました。)朝食もまだだったので帰ることにします。
拝観料は300円で、この道を通って三重塔、本堂に行きます。
私が写真を撮った公園は無料で開放されていて駐車場も無料です。ただし、昼間はかなり混みます。