歴史好きな私は
「英雄たちの選択」や「プロファイラー」などの番組を
これまでよく見てきました。
歴史の教科書には
わずか「3行ほど一言だけ」描かれている
英雄とか有名人とか言われる人たちの人生ですが
これらの番組では
その人物たちの全体像を知る事ができるので
「人間」や「人の生き方」に関心のある私にとって
とても学びの大きい番組と言えます。
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取り上げられている人物は
世間で言われている評判とほぼ同じな人もいれば
ギャップが大き過ぎてビックリする人もいて
大変興味深いです。
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正直なところ
一番がっかりしたのは「ナポレオン」でした。
別に「ナポレオン」に対して
特別な興味をもったことなどありませんでしたし
好きな人物でもなかったのですけれど
庶民の出でありながら
革命軍を率いて絶対王政を打ち破り
「フランス革命」を成し遂げ
「自由」「平等」「友愛」の精神を掲げたのは
普通なら
カッコイイ事だと思います。
こんな肖像画も残されていますし
(自分で描かせたみたいですけれど、ね)
ヴェートーベンの「英雄」という曲も
ナポレオンをイメージして作られたと
言われているほどです。
でもがっかりしたのは
彼の人生の後半のこと。
ナポレオンは
自らが指揮して倒し
死刑にまで追いやったフランス王と
変わらない生活をするようになってしまった
のでした…。
自分の周りの国と戦争をして過ごすかたわら
妻だったか愛人だったかの女性に
立派な宮殿を贈り
贅沢三昧をさせました…。
「えっ?何のための革命だったの?」
と思っちゃいましたよ。
確かに
「パンがなければ
ケーキを食べればいいんじゃないの?」
と言ったと伝えられているマリーアントワネットは
庶民の暮らしを知らな過ぎる
お嬢様だけれど
マリーアントワネットもルイ14世も
隣国と戦争をしなかった分だけ
ナポレオンより
人としてましだったのでは?
とさえ思ったほどでした。💦
秀吉も晩年
ナポレオンと似ているところが
あったように思いますし
権力を持った人たちの多くは
人としては転落してしまう人が多いような気が
私にはしています。
ですから
成功し
何かしらの力を得てなお
謙虚で自分の最初の目標を崩さず生きている人は
それだけでとっても凄い!と私は思い
凄く尊敬しているのです。
*
「52ヘルツの鯨の呟き」
支持したい声その3
創価学会の幹部の方が「解党宣言」をされたそうです。
公明党はこれまで
「平和の党」と呼ばれていたらしいのですが
昨今の様子を見ますと
「戦闘機の輸出」や「政治資金規正法」などで
歯止めとしての本来の役割を果たさず
最後の最後には
自民党案に賛成しているのですから
これまでの信念を貫きたい人たちから見れば
今の姿は当然
おかしく映っているのでしょう。
そもそも憲法では
「政教分離」が掲げられているので
統一教会・創価学会と
宗教と政治と結びついている事が
おかしいと思います。
勇気ある言葉を発信する人たちが増え
その人たちの声を支持する人たちも増加すれば
日本は変わって行けるのではないかと
祈りも込めて思います。