2月17日(金)は
北仙台「ペニーレイン」で行われた
「柊紀十番勝負」の9回目に行ってきました。
サムライアパートメントもゲストだったからです。
この日は仕事でしたが
終了後、家に帰らず
地下鉄北仙台駅の駐輪場に自転車を置き
一駅だけでしたけど 地下鉄に乗って会場に向かいました。
タイトルになっている「佐々木柊紀」くんは
現在
仙台で「最響ボーカルグループ」である
「the voice of LOVE」に所属している若きボーカリストです。
サムライアパートメントのボーカル
SHIMO(しも)ちゃんの
「仙台コミニュケーションアート専門学校」での
2つ後輩に当たるそうです。
宮城で活動する先輩アーティストの胸を借り
10か月に渡っての武者修行。
9回目のこの日は
「猪狩太志バンド(専門学校の先生)」
「サムライアパートメント(専門学校の先輩)」
「柊紀バンド(専門学校の後輩)」の
3つのバンドの共演(競演)となりました。
「the voice of LOVE」に所属しているだけあり
柊紀くんの声は清潔で爽やかな歌声でした。
月に一つずつの曲作りにも挑戦しているようです。
急遽組んだという若いバンドも
確かなサウンドを刻んでいました。
(席の都合上 他のメンバーさんの写真がなくてごめんなさい🙇)
次に登場した「猪狩太志バンド」は
ボーカルの猪狩さんをはじめ
さすが
長い間音楽活動をされ活躍しているメンバーの皆さん
だけあって
安定した心地の良い
そして遊び心もあるサウンド。
余裕があり懐の深さを感じる演奏でした。
このメンバーの中で
「トリ」を任せられたサムライアパートメントは
最初恐縮していましたが
ステージが始まると
いつもの
観客の皆さんに何かを届けたい
楽しんで帰って行って欲しいという
思いのこもった演奏をしていました。
今、勢いのあるバンドという事もあり
花をもたせてくれた先輩に対して
しっかり応えた熱いステージでした。
アンコールも貰い 1曲演奏しました。
本当は3チーム合同でアンコール曲をしたかったのでしょうが
それぞれに楽器の準備や配置があるので
サムアパが代表として受けた形のアンコールでした。
3バンド3様ですが
レベルの高い素晴らしいステージでした。
*
加えて
この日はいつもと違うことが
2つあったのです。
1つは
サムアパ関係で何度か足を運ばせて頂いているペニーレインですが
これまで見たこともないくらいの「満席」でした。
それぞれにファンをもつ3バンド合同ライブ
という事もあったと思いますが
コロナ禍の規制が緩んできた時期である事も
大きかったと思います。
「声出し」も初めてOKでした。
2箇所だけでしたけど
猪狩さんの1曲と
サムアパの1曲で
アーティストと共に歌う事ができました。
出演者の皆さんも
スタッフの皆さんも
とても嬉しかった2つのできごとではないでしょうか。
コロナ禍の年月
ライブは早くから日程が決まっている訳ですが
ライブ直前に「緊急事態宣言」が出て
開始時刻が1時間早まったこともありますし
観客の人数も制限され続けてきました。
ペニーレインでは
演奏終了と同時に電気を落とし
暗闇の中で
楽器片づけをしている姿を見たこともあります。
(ちゃんと、規制を守ろうとしていたからです)
帰り道
「あぁ、観客も条件なども戻って来たなぁ」
と思いました。
大変な苦労をしながら
それでも「好きな音楽の火を消したくない」
と踏ん張って来たアーティストやスタッフ
ライブハウスなどの皆さんの願いが叶う「きざし」が
やっとやってきたのかもしれません。
このまま良い方向にいくといいですね。
最後に「柊紀10番勝負」
3月17日(金)がラストのようです。
興味があり行ってみたい方
足を運ばれてはいかがでしょうか?