豆類収穫後の根粒菌について

 

５月中旬にもなれば豆類の収穫が終わりますね。

絹さや、グリーンピース、スナップ、空豆などの根粒菌について。

 

よく観察すると、マメ科の根には根粒菌が付着しています。
小さなこぶ（根粒）を作って、マメ科植物に寄生します。

これが根粒菌です

根粒菌は、空気中の窒素を取り込み、
アンモニアに還元してマメ科植物の根に養分として提供します。
マメ科植物からは養分やエネルギーをもらいながら共生します。
豆の収穫後も根についた根粒菌は、
土壌に窒素を供給できる状態なので土の中に埋めて、
次のために土を肥やすこともできます。
豆類を栽培するときの注意点は、肥料を与えずとも豆は作れる。

施肥過多になると葉と幹だけが成長して花が咲きません。

それを「つるぼけ」と言います。