瀬戸内の小さな野菜畑

無農薬の自給自足家庭菜園
美味しい野菜を作りますよ
何年やっても奥が深い 笑

マクワウリを初めて栽培した

2022-07-20 15:08:49 | スイカ・メロン・カボチャ
古来より栽培されているオーソドックスな黄色い「マクワウリ」に挑戦。
お試しなので、たった1本の苗を購入した。
子供の頃、よく食べていたのでマクワウリの味は覚えている。
5月10日に定植。
4月の長雨により土は多くの水分を含んでいる。
乾燥するこの時期に水撒きの手間が省けた。

5月14日の様子
葉を食べるウリハムシの被害が出始める。
農薬をかけないで、目合約1mmの防虫ネットを張る。


★越冬したウリハムシの成虫が春になると出現する。
ウリ科野菜の株元に産卵し、ウリハムシの幼虫が土に潜って
根を食害する他、ウリハムシの新しい成虫が葉や花を食害します。
ウリハムシは特に5月と8月に被害が集中します・・
ウリハムシの成虫を見つけ次第捕殺しますが、
逃げ足が速いのでキャッチできない。

虫の動きが遅い低温な午前中の方が効果的かも。
農薬は使いたくないが、マラソン乳剤を発生初期に散布すると効果的。
しかし、直接命中しないと絶滅は難しいと思う。

ウリハムシの幼虫には、ダイアジオン粒剤を定期的に散布すると良いらしい。
色々な農薬と散布の方法を見るが、なるべく農薬は使用したくない。
ここ数年は、防虫ネットを張る方法を取り入れている。
 


5月24日の様子
最初の花が咲いたが結実させないで摘み取り、大きく成長させる。


5月30日の様子
子づるが20cmほど伸びたとき、3~4本残して、親を含め他は摘み取った。
各子づるの3~4節目までの孫づるはかきとり、
残した孫づるは2葉残して芯を摘み、

果実をならせる作業は難しい。
形のよい果実を選び、各子づるに3~4個残す。
子づるの先は20節程度で芯を摘み、
わき芽は込みすぎない範囲で、
できるだけ残す方が株が疲れず、
最後までおいしい果実が収穫できる。

マニュアルを見るが難しすぎるので、
そこは適当にやってみたが成功でした。


病害虫:うどんこ病、つる割病、べと病などに注意して。
畑のお隣さんがキュウリを栽培している。
写真のように うどんこ病にかかってる。
こちらのマクワウリに感染しないかと気を揉む。

気温が上がるとアブラムシ、ハダニなどが
発生しやすくなるので注意が必要。
病虫害予防には、連作や多肥栽培を避け、
水はけと風通しをよくすることがポイントらしいが難しい。


マクワウリの糖度は、収穫直前に上昇するらしい。
開花後40日前後で収穫できるという
 

オレンジ色(黄の濃い)がかってきたら収穫の目途。
収穫期まで窒素が効いていると、葉・茎が育ち、
実の糖分の蓄積が悪くなるので注意らしい。
収穫前に窒素が切れる施肥が理想です。
こんな専門的な事は理解できないな
7月3日の様子
ソフトボールくらいの大きさになってきた。


7月10日の様子
全部ではないが、そろそろ色付き始めたようだ。


7月13日の様子(初収穫)
最初に色付いたマクワウリ。
さてさて、どんなに美味しいのだろう?
昭和の昔なら井戸水で冷やしていた。
 
表面に筋が現れるのは、密が溢れそうになる収穫前の目印です。
 
 
その後、食べた感想は、サッパリした甘味があり、
後に引きずらない甘さと言えば通じるでしょうか。


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