やんたけバス研究所 別館

本館やんたけバス研究所の別館として、バスに限らず撮影した画像をアップしています。画像の無断転載・転用は御遠慮願います。

岡山駅付近にオシャカが!

2012-09-11 22:41:00 | バスネタ廃車体
さて、両備の平屋根エアロ特集で少々燃え尽きた感があり、つぎ何をネタにしようかと思ったんですけど、そういえば、ツアーの時に話題になった車両を・・・・。

コレ。

社番:531-8019 BU04 昭和53年式 国鉄バス

岡山駅の近くの空き地に国鉄バスの廃車体置き場があったんですよ。まぁ当然岡山駅のそばなんで国鉄の土地だったんでしょう。なのでそこに置いてあっても何の不思議も無いんですけど、ココは岡山駅前だぜ?(氷室京介風に・・・)。

しかも、岡山にいた国鉄バスって三菱オンリーでしたから、このいすゞ車を見た時は衝撃的でした!。(皆さんご存知かと思いますけど社番531の1がいすゞね。ちなみに4が三菱)ちょっと短い全長に、非冷房、岡山では違和感アリアリでしたわ。

ちなみにその隣にいるのが、岡22か2533をつけていた社番:534-7008の昭和52年式・B800Jだったかと。コレはこれで、島根から転属してきた車両で元は中扉専用車でワンマン化改造され前扉が増設された代物ですわ。

場所は画像の背景を見れば一目瞭然、日清製粉岡山工場の裏ちゅうわけです。この廃車体置き場はいつの間にか出現したんですけど、すぐに置かれなくなったかと。ちなみに撮影は平成元年6月25日と記録があります・・・・と言う事は既にJR化されているんで、このBU04は国鉄のまま歴史に幕を閉じたようですな。


続・両備の平屋根・・・・

2012-09-07 21:57:00 | バスネタ昔の観光バス
ん?両備の上高地仕様の話題ってもう終わるって言ったんじゃねん?・・・・・

いえいえ、今回紹介するのは上高地仕様でなく単なる平屋根なんですよ。よって全長も12mあるフルサイズなんですわ。両備バスにはこんな車両もいたんですよ。

じゃコレ。

社番:F9017 P-MS725S 平成2年式

何を思ったか、平成2年に両備バスは平屋根のフルサイズのエアロバスを導入したんですよ。画像の車両は貴重なデザイン変更過渡期の新旧折衷デザイン車です。このデザインは旧カラーの3本線と社番部分が特徴的ですがすぐに消えて行きましたわ・・・・。撮影場所である岡山駅の貸切バス乗り場も懐かしいですなぁ。


社番:F9036 U-MS726S 平成2年式

こちらは同じく平成2年式ですが、排ガス規制がU-となって登場!。塗装も新デザインの確定型に改められています。88モデルのエアロバススタンダードデッカーはP-とU-の外観からの見分け方は不可能に近いですわ・・・・。しかしながら、もちろんエンジンは8DC9から8DC10に進化しています。撮影場所は当時入れ食いであった与島の京阪フィッシャーマンズワーフです。これまた懐かしいなぁ・・・・。


社番:F9037 U-MS726S 平成2年式

こうして見ると平屋根のエアロのフルサイズはほんと細長く見えます。ちなみに両備バスに導入されたフルサイズの平屋根エアロは平成2年式のみでP-が2台、U-が4台導入されていました。やはり、スーパーハイデッカー全盛であった当時に、スーパーどころかハイデッカーより見劣りする平屋根は現場で使い勝手が悪かったようで、早々と渋川特急へ格下げされたり他所へ売却されたりと貸切車としては非常に短命でありました・・・。N尺の上高地仕様が比較的長寿であった事を考えると、悲劇の車両と言えるでしょう。ちなみにこの車両の撮影場所は広島の広域公園で当時アジア大会が開催され、選手村になっていた頃ですわ。

シビルライナー、在りし日の姿。

2012-09-04 21:38:00 | バスネタ昔の路線バス
26年もの長寿を誇った両備バスのP-MS725N。
最後に、シビルライナー時代の雄姿を披露しましょう。



この画像はシビルライナーとして活躍し始めた頃のものかと。ドライバーさんのご好意で撮影させてもらいました。コチラが最後まで残った昭和61年式の方。



こちらは昭和62年式の方。まだ方向幕が生き生きとしとります。



左のエアロはシビルライナーの予備車として貸切から落とされたP-MS725Sですわ。それにしてもB806N以来の貸切格下車の出現に当時は胸躍らせました!。



シビルライナーは間合いで西大寺線に何便か運用されていましたわ。それはその時にゲットしたものですが、方向幕が・・・・・。



平成16年に台風が岡山を通過する際大潮と時間が重なり、海から少し離れているにもかかわらず両備玉野営業所に高潮が押し寄せ、何と導入したばかりの渋川特急の新車が浸水してしまうと言う事態に!。そこで急遽渋川特急の応援にシビルライナーが借り出された時のものですわ。方向幕を巻き切ってしまったのか、方向幕は応急措置の張り紙が・・・・。





この様に幕はじょじょにグレードアップして行ったようですな。



こちらは貸切に応援されていた時の様子。正にオールラウンドプレーヤーですねぇ。ちなみに場所はドイツの森です。



この画像は定期観光に運用された時のもので、場所は皆さんご存知倉敷美観地区で去年の秋の時のものですわ。昔のこなれた仕事と行ったところでしょうか。





たまにはこういう走行シーンもエエですなぁ♪


コレにてシビルライナー特集は終わりです。
もしや復活?なんて事がありましたら、盛大に盛り上げて行きましょう!!


両備の上高地仕様、在りし日の姿

2012-09-02 20:47:00 | バスネタ昔の観光バス
両備エアロバス上高地仕様、まだネタは続いとります。

本日本当に最後の御奉公で、ツアーが行われましたが妻子持ちのしがないサラリーマンは立て続けに参加することが出来ず、本日は家族サービスに走っとりました・・・・最後の姿が見えず残念でした。

それじゃぁ、その上高地仕様の在りし日の姿をご覧頂きましょう。

コレじゃ!!

社番:F8632 P-MS725N 昭和61年式

残念ながらシビルライナーになったモノとは別の車両です。両備の上高地仕様の平屋根エアロは昭和61年に6両、昭和62年に5両導入されています。画像の車両はそのうちの昭和61年式のもので、登場時はご覧の通り両備旧塗装で登場していますわ。上高地仕様なだけに、通常の貸切よりは少々見栄えが劣るので普通の貸切運用では然程見かけなかったような気がします。なのでこのように結構定期観光で運用されていたかと思いますわ。あ、隣に写っている宇野自動車が気になるのは良くわかりますよ・・・・この乗り場も懐かしいですねぇ。この頃はバスの路線も便数も多く、ホントいい時代でした・・・このときデジカメがあれば最強だったんですけど。


社番:9367 P-MS725N 昭和62年式 旧社番:F8703

こちらは昭和62年式の方。特に年式による変化は無くリピートオーダーでしょうな。平成5年にリニューアルが行われ、塗装が新塗装に改められ社番も改番されましたわ。、それがこの車両、新塗装へ塗り替えが行われる過渡期であったため、当初はこのようにバンパーは黒のままだったんですねぇ。貴重なショットかと。場所は倉敷美観地区。今じゃ数えるほどしかバスが来ませんが、この頃は美観地区の駐車場だけじゃ止めきれず、オーバーフローしたら倉敷市役所の駐車場へ回送されていたんですよ。いやぁエエ時代でした・・・・。


社番:9364 P-MS725N 昭和61年式 F8633

コチラが新塗装の完成形。バンパーの色が黒から白に変わるだけで全然イメージが変わりますなぁ。

前回にも書きましたが、上高地仕様の観光車はその特殊性から短命に終わる物が多いのですが、両備バスのそれは実に26年間と言う昔のバスじゃ考えられない長寿を誇りました。それはもちろん両備のメカニックさんの技術と努力の賜物でしょう!更にもう一つ言えるのが三菱ふそうのバスの品質良さですよね。時は環境問題が渦巻き、これぞ観光バス!と言う旧態たるV8エンジンは駆逐され、ターボに力を任せる直6ターボエンジンが主流となり、趣味的にもいまひとつ味気が無くなりつつありますねぇ・・・また一つ昭和の良い物が消え、寂しい限りでございます・・・・。