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理系男子の就職戦線 その1

2014年05月01日 | 子育て

心身共に健全に成長する。これはこれで大変です。

とにかく心が大切です。日本では人として他人に迷惑をかけない

このことがとても重要です。これは学校であっても会社であっても

世間の中であっても、通りを歩いていても電車の中でも他人に迷惑をかけないことが

日本では尊ばれます。

「和をもって尊しとなす」 このことわざが全てを語っています。

日本はそういう点では世界にまれに見る道徳心が行き渡っている国民です。

サッカーでも野球でも観戦した観客がゴミを拾っていくなんてのは

外国では聞いたことがありません。

外国ではゴミを片付ける人の仕事がなくなれば、その人達がクビになるわけで

人の仕事を奪ってはいけない。きれいにするのは掃除担当の人で、

自分たちはチケットを買ったお客さんなのだから、その中で出たゴミは捨てていっても良いと

考えています。自分中心といえばそれまでですが、まさにドライな気質ですね。

だから中国人や他の国の人は、日本人の行いを見ても最初は理解できないと思います。

しかもその日本人の行いを馬鹿にする人も出てくるでしょう。

ところが、日本ではそれはアタリマエのことです。自分が捨てたゴミはちゃんときれいに片付ける。

この「飛ぶ鳥跡を濁さず」という格言も日本人は美意識として典型的なものです。

子供は親の背中を見て育つといいます。

大人が良い見本を見せてあげれば子供はそれを真似します。しかし

ここ何十年間、大人の世界は雨漏りのする家のようにいつも理不尽な事件が繰り返し

起こってきました。政治的にも経済的にも犯罪的にもここ50年で次元が変わりました。

「どうして人を殺してはいけないのですか。」という疑問を普通にする子供たちが

生まれたのです。まさにフランケンシュタインの再来のように体はあっても心がない

子供たちが増え、少年犯罪が増え、倫理観が地に落ち、拝金主義、自己中、日本人としての自覚なし

、さらに自虐史観に染まり、世界情勢に疎く、性善説というまやかしの綺麗事に溺れ、

世界を歪曲して、また子供だましの世界が当たり前になりました。

この傾向はますますひどくなっています。

大人は正しいことを教え、自らも襟を正し、子供たちの教育を本気に取り組まなくてはいけません。

あらゆるもの自己犠牲の上にがなりたつ

ことを知らなければなりません。(しかし、現在の教育ではそれは全く放擲されています。)

こんなことでは、日本はいずれ立ち行かなくなります。

だからこその教育改革を安倍さんは進めていますが、まだまだ生ぬるいです。

親が子どもの教育のすべてを握っているわけではありません。

子供だって、自らを教育できます。

なにかしっかりとした目標があれば、その達成は速いです。

ですから、親御さんはまず自分の子供が将来の夢をどんなふうに思っているのか。

じっくりとお話するのことをおすすめします。

意外と子どもはのんきな夢を持っているものです。

しかし、その夢を語るのをじっくりと聞いてやってください。

まるっきり無理そうな夢であっても、「その夢が実現したら本当にお父さんはうれしいよ。」

と肯定してあげてください。子どもとの関係はそこからはじまります。

もし具体的な夢がなければ、仕事のことについて書いている本がオススメです。

それについては次回書きます。

 

 

 

 

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