親にとっては一番心配するのは、子供が幼稚園や小学校に上がるとき、馴染めるだろうか。
良い友だちができればいいのに、と心配します。子供が三人いますが、一番長男は早生まれなので
幼稚園の年少に入った時、名前を呼ばれても母親に抱きついてなかなか前に行きませんでした。
制服を大きめにつくっていたので、制服が歩いているような感じでした。
時間はかかりましたが、前に進んで歩いて行った時はホッとしました。
それほどまだ親離れしませんでした。後は高校受験でしょうか。
彼の場合は、桐蔭高校しか受けませんでしたので、かなりハラハラさせられました。
すべり止めというのは私はあまり好みません。私学に行きたいのであればむしろ専願で
いくべきだと思います。もちろん絶対に入るという確信はないわけですが、総合的にいままでの
成績の流れをしっかりみれば、合格を100%取りに行くことはできます。
幸い私の塾で桐蔭を受けた生徒で落ちた人は塾をはじめてこの32年間一人もいません。
それくらい桐蔭をうけるための準備は周到にやっていきます。
さて、その彼もいまやもう大学院の1回生です。化学系の理系男子です。
就職活動は今年度の解禁は去年の12月からでした。来年は4月に繰り延べされるそうですね。
活動期間が後に伸びるのは学業に負担がかかるからでしょうが、早めに決まる人はそれだけ
学業に専念できます。しかし決まらない人は後まで引きずることになるので、精神的にも
肉体的にも、金銭的にも学業的にも、就活はかなり大変です。
さて、息子の通う大学院のゼミ生は4人いるそうなのですが、すでに
3人は早々と内定が決まっています。理系の場合はかなり文系よりも内定が出るのが
早いそうです。
基本的に就活は エントリー・面接・学科テスト・面接・面接・面接・最終面接 のように
かなり面接に時間をかけます。その一つ一つの関門をググり抜けてはじめて内定をもらえます。
企業は人物を見ていきますから、付け焼刃的な準備ではボロが出てしまいます。
やはり高校時代からどのようなことに取り組み、失敗を乗り越え、それが今後どのように役立てることが
できるかをしっかり語れる人が選ばれるわけです。
その証となる、いろいろな産物、資格やスポーツや競技の成績、学業の成績。その他いろいろな
賞などあればアピールできるわけです。
また本業が最も大切ですが、具体的に何にどのように取り組み、何を得たのか
しっかり語れることが大切です。
就職となれば、親はなかなか助けてやれません。小さな頃からの子育ての間に
いろんな事ができます。そのことをこれからすこしずつ書いていきます。