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桐蔭 vs 向陽

2012年02月11日 | 受験関連
桐蔭の偏差値はボーダーで65ありますから、
桐蔭に合格するためには、まずそれより下だと合格は厳しいです。
実際、桐蔭中ができてから定員が120名と劇的に減らされました。
以前は総合人文という学科があり、国公立をめざす文系という学科があり、
それはそれで機能していましたが、やはりそう普通科文系と変わらないということで
なくなりました。
YANO塾からもこの総合人文に偏差値50くらいから1年と半年で65まで
あげて、学校では絶対に受からないから向陽に落としなさいと言われたのですが、
最期まであきらめずに、何が何でも桐蔭に行きたいからという根性で
桐蔭に合格した生徒がいます。

やはり 目標校 に合格できることは人生の中でその成功体験は
大きいので、ほんとうにチャレンジだと思ってもあえて果敢に挑戦することが
大切だと思います。

もちろん塾でもその対応のために、苦手な科目は最後までほとんど
毎日塾に来てもらって個人指導をしました。

ある程度偏差値のとれている人たちにとって、
理系科目が好きな人にとっては桐蔭の数理科はおすすめです。

塾生の中でも桐蔭の数理の生徒は本当に勉強ののみこみも
要領の良さもいい人が多いです。
おそらく、中学校までの学習ではほとんど100%近い理解を
してきた人たちですから、高校の勉強も大変ですが、
ついていけると思います。

問題は 普通科です。
基本的に向陽高校の週例テストの多さや小テストの多さでは
桐蔭よりは量的な違いがあるので、ノルマがないと勉強しないタイプであれば、
向陽に行ったほうがいいかもしれません。

私の長男は、桐蔭高校の普通科に進みましたが、ちょうど
独自入試のときですから、受験科目の数学、英語はかなりなレベルを要求されました。

ただ、桐蔭に入ってからは中間層にいたので、速いペースの勉強についていくのは
大変だったようです。いまはなんとか国立大学の工学部で将来は院に進み、エンジニアを目指しているようです。
彼には小学1,2年生の頃からじっくりと塾で指導していたので、小学校、中学校とも勉強に苦労したことは
なかったですが、けっこうのんびり学習していました。親としてはやきもきすることが多かったです。
中3の夏までレギュラーでクラブ活動にいそしんでいましたし、
志望校を決めたのは中3の秋になってからです。
やはり桐蔭という目標をたててから、伸びが大きかったので、
高い目標というのは大事だなと、つくづく感じます。


ですから、まず桐蔭に行くという目標があれば桐蔭をあくまでも第一目標として
徹底的に受験対策をして試験に臨むことをおすすめします。
桐蔭に入っても地をはうようであれば、あえて桐蔭よりは向陽のほうがいいのではないでしょうか。

どちらの学校も自由な雰囲気があり、公立としては他の私学にまけないほど
自由闊達、活き活きしたした生徒が多いので、それが魅力です。




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