特に夏休みの講習の際、私の持っている秘密テクニック、長文をいかに速く確実に読めるかという
structural intensive rapid reading method (私が自分で名づけました)を伝授しました。
この方法は構造的に集中してスピードを持って読む方法です。この夏講で
A君はこれをほぼマスターしました。センターの英語がこれで110点ほどしかとれなかったのが
170点取れるようになりました。彼は理系なので、英語が85%取れるようになれば、
優位に立てます。また相当量の数学の基礎問題とセンターレベルの問題を
こなすことによって、数1A、ⅡB とも 60点台から一気に 92,85点迄上がりました。
今回の模試も徹底的にできないところを分析させて来月の10月の模試に備えます。
A君の良い所は、大変素直だということです。私の指示や欠けているところを指摘して
どのようにそれに対処するか、それをお話するとしっかり聞いて、実行してくれます。
また一日中、塾にいるわけではないのです。
ほとんどは自宅での学習です。それをいかに実行していくかにかかっています。
できなかったときは自宅でのペース配分をどのようにしているか
聞いて、対処法をアドバイスしています。勉強というのは塾にいるときよりも
やはり自宅で机に向かっている時のほうが大切です。それが出来るように
なって初めて成績が上がります。自習室がないと勉強できない、
自宅の自分の部屋では集中できないという言い訳をしている人は結局
自分をコントロール出来ない心の弱い人だと証明しているようなもので、
成績は上がりません。