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センター試験結果を受けて

2014年01月23日 | 受験関連

今年は、昨年のような意外性の国語の問題はなくほぼ例年並みの

センターらしい出題傾向だったようです。

浪人生のAさんは理系なので、後半かなり理系の科目に力を入れました。

一般に浪人してのびにくい科目は英語だと言われています。

センターの問題は前半が客観問題で後半は長文問題です。

あくまでも四択や五択問題が主流なので、全く問題文を理解できなくても

まぐれで正解してしまう。そういうことが英語の科目の場合よく見受けられます。

実際Aさんも、過去問をするとある年度の問題は160点くらい取れて

喜んでいても、別の年度の問題をすると100点を切れて90点代ということが

ありました。

これがセンター直前ですので、どう判断したら良いかわからない訳です。

うまくいけば8割もとれてしまうと、実際第一志望校でさえ合格ラインに

はいります。しかし、それが崩れると判定は難しくなります。

英語というのは実は文系よりも理系でこそ大切だと私がいつも言っている

とおりです。

実は国立を目指す際、結構二次の英語が重要になってきます。

結局、二次の英語の力がない人がまぐれでセンター試験英語で

得点できたからといって、喜んでいるわけにはいかないのです。

今回Aさんは1年前とあまり変わらない英語の得点でした。

ただそれを取り返すかのごとく、化学でなんと 98点 !

数学1A で  90点 という高得点がとれました。

これはこれで前回より2つ合わせても50点アップくらいですので、

大きく前年度よりのびたと言えます。

浪人してひたすら勉強することは孤独な戦いです。

やはり、スポーツの競技者と同じように良いコーチに恵まれることが大切です。

ちょっとしたすばらしいアドバイスをもらうことで安心して

毎日の勉学に励めます。

浪人するというのはしかし、

そう甘くないです。意外とのびないものです。

少なくとも1年みっちりと勉強を深める

ことができるのですが、なかなか上げにくい科目もあります。

ただ、不得意分野でも何かをきっかけに大きくのびるということは

あるわけで、それは毎日の勉強やどういう内容の教材をするか

どこまで深く勉強するかにかかっています。

さてこれから過去に受けた模試のデータを活用して

受験校を決めていきます。

二次対策も含めてこれからが正念場です。

二次試験を受ける人はこれからインフルエンザなど気をつけて

きをひきしめてがんばっていきましょう。

 

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