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ピアノをうまくなるための 脳の使い方

2012年05月24日 | 脳の研究
ピアニストの脳を科学する 超絶技巧のメカニズム
古屋晋一
春秋社


音楽は聞くことも素晴らしいですが、やはり自分で演奏するというのが
楽しいですよね。これはスポーツも一緒です。

演奏するなら上手に人前で演奏したい。でもどのように練習したら良いか
鬼のようにただ長時間練習すればいいのではなく。
効果的練習方法があるはずです。
この本の中で著者は面白いことをいっています。

一定の練習をしたあと、それを毎日練習しなくても、
イメージトレーニングをすることで、
毎日練習したと同じレベルで上達しているそうです。

これはピアノを弾く人たちを2つのグループに分けて、
毎日練習する人たちとイメージトレーニングだけをする人の脳の中で神経細胞の
働きがどう変わるかをTMS を使って調べたそうです。
すると、5日間全く練習していなかったグループも神経細胞の働きが向上していたそうです。



イメージトレーニングの効果は音楽だけでなく、スポーツもいえますよね。
今日出来なかったことが、何日かして突然できるようになる。
私も以前はサッカーやテニスをやっていて、そういう体験は何度もありました。

実は楽器の熟達は勉強することととても相関があります。
というより、勉強の進歩は脳を鍛錬することにほかなりませんから
同じだと考えていいでしょう。

脳を刺激することが、脳の活性化につながりますから、
勉強に影響するほど音楽にのめり込むのは良くないですが、
短時間でも集中して物事をすることに慣れた脳は、勉強においても
集中力を発揮すると思います。
また、音楽を聞くことは緊張した脳をリラックスさせます。










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