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定期テストの勉強を充実させるには 英語編

2017年06月24日 | 受験関連

いま、中学生も高校生も定期テスト期間中ですので、


塾生のみなさんは定期テスト対策の勉強に専念しています。

 

 

ただ、定期テスト対策の勉強はどちらかというと

短期決戦的な勉強になってしまいます。

暗記優先的な勉強になってしまうのは

否めないです。

 

前回のブログでも書きましたが、

同じ勉強でも、できるだけ

後になっても忘れない学習方法が

望ましいのです。

 

今回は英語と数学の勉強において、

ちょっとした工夫をするだけで、記憶に残りやすい

勉強法についてのお話しをします。

 

まず英語です〜♬

英語が得意な人は単語力が正確で

発音も正確です。

 

定期テストの英語はリスニングテストもありますが、

筆記テストの問題が85%くらいの配分になっています。

その筆記テストにおいて、単語が正確でないと、

英文を書いても、失点が多く、得点が上がりません。

 

単語には教科書でも辞書を引いても出てくるのですが、

意味を調べるときに、発音記号も一緒に覚えると、

後々とても役に立ちます。

 

うちの生徒さんにはいつも単語を調べるときは、

日本語の意味だけでなく発音記号を調べて書かせています。

急がばまわれで、発音記号を書くのは面倒なことですが、

この情報を付加してものを覚えるとことがとても大切なのです。

 

実は暗記したものがいつでも呼び出せるようにするためには

そこに色んな紐付けをしておくことが大切です。

 

 

みなさんも、鍵に鈴をつけたり、好きなキーホルダーをつけたり

しますよね。これが鍵を探すときにけっこう役に立ちます。

鍵そのものは少しずつ色や形状は違いますが、一見して

同じようにみえる鍵も多いです。それを識別するには

なにか飾りをつけるといいですよね。

みなさんもそうしているでしょう。

 

単語も同じなのです。単語帳やノートに単語の意味だけを書くだけでなく、

発音記号や、品詞やその単語を使ったちょっとした表現を

書き添えておくだけでけっこう頭に残ります。

 

テスト直前にそんな悠長なことしてられない?

それはもちろんそうです。

だからこそ、日頃から、そういうノート作りをしておくだけで

効果絶大になるのです!

 

教科書の英文は完璧に覚えること。

これも、YANO塾で実践していることです。

英語というのは単語が大事だよ。といいましたが、

それはレゴブロックでいえば、色んなレゴブロックが

あれば、お城でも、宮殿でもなんでも作れるよ。

という意味なのです。ブロックがなくてはお城はできませんが、

ブロックはあくまで部品に過ぎません。単語も同じです。

英単語は、英語の文章の部品なのです。

 

 

ブロックだけをただ集めても、集めるだけでは

面白くありません。それで何を作るかが一番大事です。

これは英語も同じで、

そのブロックを組み合わせて何を作るのか、

あるいは何を表現するのかということが

大切です。

 

レゴブロックは凹凸をジョイントしてブロックとして

組んでいくのですが、単語は凹凸がありません。

そこで、品詞の知識が大切になってきます。

 

品詞の知識がまさにそのブロックの凹凸そのものなのです。

英語において、品詞の知識がつくことで、文法を利用して

単語の結びつき方を学んでいけるのです。

 

英語を勉強していく中で、そういう単語のつながりの仕組みを

少しずつ理解して、英語を読んだり、書いたりする上で

正確に読み取れたり、書いたりできるようにしておくと

入試においても楽に点が取れます。

 

英語というのは不思議なもので、

最初は文法を知らなくても、なんとなく点がとれます。

だから、中学1年生の英語の平均点が1学期は80点台もあるのです。

しかし、徐々に英文法の知識をつみあげていかないと、

点がとれなくなってしまいます。

 

英語も数学と同じで、いつの間にか

丸暗記では太刀打ち出来ない

領域に入ってくるのです。

 

中1であっても、3学期になると

学習の仕方の違いが点数として現れてきます。

なんと、1学期には80点もあった

学年平均点が50〜60点台に下がってしまいます。

クラスの半数の生徒が50点以下なのです。

 

これは、嘆かわしいことですね。

本来正しい勉強をしていれば、

英語嫌いにならずに済むものを、

勉強の仕方が悪いことで

点が悪くなり、そして英語嫌いになるという

悪循環が繰り返されてしまいます。

 

YANO塾で英語の勉強において大切にしていることは、

覚えるべき教科書の文や文章は完璧に覚えることを

徹底しています。

 

やはり、自分で勉強をしていると、自分に甘いというか

妥協がでてしまいます。でも、私の塾では妥協はありません。

完璧に書けるようになる、完璧に覚えれるようになるまで

頑張ってもらいます。

 

不思議なもので、最初は弱音を吐いていた生徒でも

一度これが出来るようになって大きな◯をもらって

褒めてもらうと、すごくやる気を出して自分ですすんで、

おぼえてきます。

入塾当初、覚えるのに1時間もかかっていた生徒が、

いつの間にか10分位で覚えれるようになりましたと

涼しい顔で私に報告してくれるようになることです。

 

人間というのは誰しも潜在能力を持っていますが、

それは常は隠れているので、なかなかそれを掘り起こして、

磨くというところまでは行きません。

人は自分のことがなかなか見えないのです。

 

私の仕事はそういう能力をみつけて

伸ばしてあげることだと思っています。

 

生徒と接していると、人間の能力の奥深さが

わかってほんとうに楽しいです。

 

次回は算数・数学編です。

どうやって算数・数学を好きになるかのヒントを

お伝えします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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