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自分の脳のメカニズムを知って、学習効果を上げよう

2008年10月02日 | 脳の研究
最新脳科学が教える 高校生の勉強法 東進ブックス
池谷 裕二
ナガセ

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うちの塾生で英単語はそのときはすぐに覚えるのに、半年ほどたつとほとんど忘れている人がいます。私が高校生のときは英語の文字そのものが好きという変わった?やつでしたからある意味英語文字列に対する偏執があるわけです。
これは私がまだ小学校1,2年生のころ父の書棚に父のノートがあり、その中に化学式か何かわからない英文字がぎっしりかかれてあって、うっとりとそれをながめて
いずれ将来こんなのが読めるようになったら、とひとしかに憧れていたことがありました。
 そういう気分で英文に接するので、英単語を覚えるときにもなぜか目に焼きつくような感じでおぼえられます。
一度覚えるとなかなか忘れられないのです。
 これはある種、こだわりの妙というかなんというか、好きなものは頭に入るものなのです。一字記憶は海馬というところで入れているのですが、興味をもっておぼえることによってその海馬周辺が大変興奮するのだそうです。海馬にとってもやる気を持続させる意味でも、そういう情熱をもって何でも接することが大切です。
 この著書・池谷教授はなんと小学校のときに九九でつまづいていまでも九九は覚えていないが足し算・引き算・10倍すると数字に0がつくという法則をみつけて九九の計算をとりだしたり、23×56などの計算をたちどころにやってしまうという面白い方法で計算をしてしいます。 
 公式でも何でも原理から理解していれば、もっとも応用がききますから、そういったことをしるだけでもこの本は読む価値があります。
 
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