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和歌山県高校入試 

2008年10月02日 | 受験関連
 高校受験の前期・後期の弊害が相当ひどかったので、前期撤廃されました。
前期で合格した人は2月以降ほとんど学習に身が入らず高校に入っても、後期入試までがんばった人との差があったように思います。そういう意味でも猫の目のように制度を弄繰り回してきた県教委もようやくそのことの重大さにきがついたらしく、まともになってきたといえます。
 独自入試も撤廃されていたのも復活するようですし。私学と比較するとその進学率や高校に入ってからの伸びがいまひとつだった弊害もこれで少しは緩和されるかもしれません。いわゆる桐蔭・向陽の進学校が独自入試なくしてはその後の大学進学に影響を与えるのはまちがいないのですから、この制度を取りやめたこと自体、県教委の暴挙だといえたのですが、その点も改善されることとなり、当然の修正だといえます。
 
これで高校受験も以前のように一本勝負となり、3月の受験に備えて中3生も集中して受験勉強に取り組めるというものです。
 前期で合格するのは内申点のいいひとばかり。何のための入試制度かわかりませんでした。ようやく正常化された制度の下、受験生はこれからじっくりと勉強に取り組んでほしいですね。
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