YANO塾の塾長がお送りする教育関連ブログ

塾のお問い合せは→ 452-5555(ヨイコニオール5)まで
★Pc版にすると読みやすくなります↓最下部にボタン

伝記をどう読ませるか

2015年11月23日 | 読書のお薦め

明治維新を経て諭吉の英語塾は繁盛を極め

最終的には慶応義塾大学という立派な大学となる。

これほどの立身出世を果たした諭吉ですが、

面白い逸話があります。

諭吉は息子がいたのですが、大学は東京大学に進んだそうです。

ところは半年もしない間に体を壊して帰ってきます。

結局、諭吉の作った大学で教育を続けたそうです。

きっと諭吉の大学は自由闊達、思いっきり学業を

楽しむ気風があったのでしょう。

これはさもありなん、

南方熊楠(桐蔭出身)も東大にはいったあと、

あまりにつまらんといって直ぐにやめてしまいます。

熊楠をわくわくさせるような授業ではなかったのでしょう。

そのあと、熊楠はアメリカ~イギリスと留学します。

伝記を読むことで、歴史的背景や当時の時代性も

勉強できるし、人としての生き方も勉強できるので、

おざなりな伝記の本でなく、こだわりのある本を

選んでお子様と一緒になって読んでください。

きっと親子で発見できるものがありますよ。

また親子の会話もできますしね。

童蒙おしえ草、ひびのおしえ―現代語訳
クリエーター情報なし
慶應義塾大学出版会
この記事についてブログを書く
« 中学受験 良い塾の条件  | トップ | 中高一貫校受験 偏差値はあ... »
最新の画像もっと見る