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中学受験 良い塾の条件 

2015年11月20日 | 受験関連

6年一貫校を受験する動機が、高校受験がないとかは

絶対に言わないでください。

それは魅力でもなんでもないです。

むしろ、中高一貫校は中4からの中だるみを

最も心配しているのです。

 

中学受験の弊害というのはあるのでしょうか。

それはあります。

無理をして志望校にねじ込んで合格してしまうケースです。

これは智辯だろうが、近附、開智、信愛であろうが、

合格者の中で下位層の2割位の中にいると

悲劇になります。

学校の授業についていけないので、

結局、他の高校に移ることで決着がつきます。

せっかくお金をかけて塾に行き、意気揚々と私学の中学の門をくぐり、

制服を買い、学校の授業ペースにも慣れ、友だちもできたのに、学校をドロップアウト。

これは親も辛いですが、子供さんの挫折感が大きいです。

だから、入学後も塾漬けになって

アップアップ状態で学習することになるので、

ほぼ勉強嫌いになります。

せっかくお金も時間も大量にかけたのに、

注ぎ込んだあらゆる情熱も時間も灰燼に帰してしまいます。

ただ、そういう事実はあまり外に出ませんね。

ただ、長く塾をしていると、そういう相談事もあるにはあります。

みなさんが、受験塾の説明会にいってもそういう暗い話は絶対に出ないです。

学校の説明会でもそういう特殊なケースは話したがりません。

そういう話は闇に葬り去られるといったほうがいいでしょう。

どんなことにも常にリスクというものがあって、

良いことばかりではないのです。

ただ、中学受験のメリットというのもあります。

特に算数などは中学受験の単元の中に今後高校数学でも履修するような

単元を勉強し、それを解くことで思考回路を養えるので、

中学受験の問題を完全理解できれば、これほど脳にとって良いトレーニングはありません。

特に5,6年生の頃の学力の伸びは著しく、正しい勉強をきっちり身につければ、これは

将来の就職試験などにも役立つし、とても頭を鍛えられます。

私の塾では、私学でも公立中でもどちらでも対応できるようしています。

子供も楽しく問題に取り組めるように配慮しています。

問題を自分のものにできるかどうかは、その問題をいかに

楽しめるかにつきます。そのような勉強するマインドが育てば、

そのまま中学、高校に上がっても、苦しい勉強にも耐えることができます。

高学年に上がれば上がるほど成績が伸びるような学習習慣をみにつけたいですね。

その3では 中学受験の勉強の心得についておはなしします。

 

 

 

 

 

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