矢野住建 Create the ideal

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建て方終了です

2008年12月12日 | 注文住宅 トピックス
前日の夕方から降り出した雨で一時はどうなることかと心配でしたA様邸の
建て方ですが、当日はしっかりとお日さまが顔を出してくれて、無事予定通り
行うことができました。

ちなみに、この日は12月10日大安の日。
新築工事では、

○ 地鎮祭
○ 工事着工(基礎工事の開始)
○ 建て方(棟上げ)
○ 上棟式
○ お引き渡し

と、何かとお日柄を気にする節目が多く、その際は大安や仏滅・友引といった
六曜(ろくよう)の暦を見て決めるのが一般的ですが、それとは別に建築業界で
凶日として忌み嫌われているのが

三隣亡(さんりんぼう)

です。

なんか字を見ただけでも「縁起が悪そ~」って感じがしますが、この三隣亡の
日に棟上げなど建築事を行うと三軒隣りまで災いが及んだり大工が大怪我を
するなどと言われています。

なので、いくら大安で日が良いといっても三隣亡と重なる大安の日は建て方を
行わない事が多いです。(ちなみに、この日は大丈夫でした)

けれど、調べてみるとこの三隣亡、江戸時代の本の中では「三輪宝」と書かれ
「屋立てよし」「蔵立てよし」と現在とは正反対の吉日だったそうで、ある年の
暦の編者が「よし」を「あし」と書き間違えたことで後に「三隣亡」になったとの
説もあるようです。

そんなことを聞くと

「三隣亡って本当に縁起が悪い日なの・・・?

と少し疑いたくなってしまいますが、何はともあれ家を建てることは人生の節目
でもあるので、きちんと日柄を選んで縁起もかついでお祓い(地鎮祭)もして、
気持ちよく進めたいものです。

<参考までに・・・>
次の12月16日の大安は三隣亡ですよ・・・ご注意ください


ということで、建て方当日の現場の様子をまた少しご紹介します。

◆1階の柱建て開始

※ご覧のとおり霧が立ち込める中でのスタートでした

◆4寸柱仕様なので使用する梁の断面もこんなに太いです


◆長い梁を架ける時は大工さん達の連携プレイとなります






◆霧もすっかり晴れて気持ちのいい青空が


◆梁が架け終わりこれで1階部分が終了です






◆次に2階の床合板(28mm)を取付




◆2階の柱建てが始まりました




◆1階と同様に梁や桁といった横架材の取付


◆2階の部分もほぼ組み終わりました


◆建て方もいよいよ終盤、小屋組みが始まり


◆そして無事に棟木も乗っかり「祝上棟」の瞬間です!


◆これで本日の建て方は終了です



そして翌日・・・


◆現在屋根工事の真っ最中です




明日・あさっての天気予報を見ながら基本的に建て方が終わるとすぐに雨対策の
ため建物全体をブルーシートで養生してしまいますので、上2枚のような骨組み
の状態の写真って実はよっぽど天候に恵まれないとなかなか撮ることができない
んですよね~。(貴重です!)

週末日曜日は曇りのち雨の天気予報となっているので、明日現場に行って養生
してきちゃいます。
なので、この骨組みだけの光景も明日が”見納め”です。
(なんか名残惜しい気がするなぁ~・・・)


以上、木村でした


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