矢野住建 Create the ideal

簡単に妥協したくない方へ。理想を創る、宇都宮市の矢野住建ブログです

いよいよ工事開始です

2009年04月21日 | 注文住宅 トピックス
前回ご紹介させていただきました宇都宮市駒生町/N様邸ですが、
昨日20日よりいよいよ工事が始まりました。

お引き渡し予定の7月末まで約3ヶ月半。
今まさに42.195kmの長距離マラソンのスタートを切ったような気分です
(ん?例えがヘン??・・・

「始まってみるとアッという間」

と私はよくこのブログで書いてますが、けどさすがに始まったばかりだと
完成までの道のりって・・・長いですよね。

今回もお施主様ご家族に喜んでもらえるような建物に仕上がるように
気持ちを引き締めてがんばろ!

◆4月16日/地鎮祭

工事開始に先駆けてまずは土地のお清めから・・・
(きちんと地鎮祭を行っておくとやはり気分的に違います)


建て主さんによる鍬(くわ)入れ
(基本的にこの儀式をもって工事開始とみなします)


建て主さんが崩した盛り砂に「鎮め物」を埋納
(この鎮め物は基礎工事の際に地中に埋めてしまいます)


弊社代表がその鎮め物の上に崩した砂をかけていきます


最後に工事の安全をお祈りして地鎮祭は終了です


◆4月16日同日/遣り方終了

遣り方(やりかた)とは杭とヌキをつかって水平を見ながら
建物よりひとまわり大きく囲いをつくること
⇒見た目は地味ですが、建物の配置を決定するとても
大事な作業となります


(少し見にくいかもしれませんが)囲いの裏側には建物の
配置を示す墨出しがされています


◆4月17日/地盤調査実施

不動産屋さんなどから「地盤は大丈夫」と言われていても
工事開始前には必ず地盤調査は行います


そばで見ていると「大丈夫そうだな」とか「もしかしてヤバイ
かも・・・」とか何となくわかります
⇒もちろん、この後届く『調査結果報告書』に基づいて工事を
進めるようになりますので念のため・・・


◆4月20日/確認看板設置

この確認看板には「建築確認の番号」や「建設業の許可
番号」・「設計者の氏名」等が記載されています
⇒簡単にいうと「きちんと許可をとって工事している現場ですよ」
ということです


◆4月20日同日/基礎工事スタート

まずは基礎の大きさを石灰でマーキングして


基礎の深さに合わせて地面を掘るところから始まります


このように残土がかなり出ますので工事の邪魔にならない
ようにトラックで搬出しながらの作業となります


これで初日の工事は終了です


◆4月21日/基礎工事2日目

前日掘った上に砕石を敷き、入念に転圧をかけて仕上げます


生コンのミキサー車が到着


基礎の外周部に「捨てコン」を打っていきます
※「捨てコン」とは”捨てる生コン”の略です


「捨てコン」は基礎の強度を上げるためではなく、墨出しや
型枠固定の為の補助的工事となります


と、とりあえず本日までの現場の様子をご紹介してみました。


少し余談になるかもしれませんが、弊社のブログではお施主様にもご協力を
いただいて、今回のように施工中の現場の様子をなるべく写真をたくさん掲載
しながらご紹介させていただいておりますが、先日お引き渡しをした宇都宮市
白沢町/A様から、

「毎日現場を見に行けなかったけど、自宅や会社でこのブログを見ると自分の
建物が現在どんな状況なのか?見に行けなかった時にどんな感じで工事をして
いたのか?を確認することができるので、毎回更新されるのが楽しみなんです

と言われとても嬉しかった事をふと思い出しました。

一般の方だけでなく建て主さんにも楽しみに見てもらえるようなブログを
これからも続けていけたらな~と思います。
(マメに更新できていないところがたまにきずですが・・・



以上、木村でした!