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《私の視点》 人はなぜ「胡散臭い」人物や組織に騙されて収奪されてしまうのか?(1)

2009年04月26日 17時23分25秒 | 政治・社会
■ 人はなぜ「胡散臭い」人物や組織に騙されて収奪されてしまうのか?(1)

私は世の中に徘徊する「胡散臭い」人間や組織を正しく見抜くにはどうしたらよいのだろうか、といつも考えています。

私が人物や組織に「胡散臭さ」を感じるのは、その人物や組織が表に掲げている「立派な建前」と,外部には決して漏らさない隠した「強欲な本音」との差が激しい場合です。

「立派な建前」と「強欲な本音」の乖離が大きければ大きいほど、その人物やその組織が放つ「胡散臭さ」や「違和感」の異臭は強烈ですので、嘘を見抜くのです。

「強欲な本音」を隠して「立派な建前」で他人を信用させ最後に財産や権利や生命を騙しとる人物や組織には、いくつかの共通点があります。

第一は、人物や組織が表向きの笑顔とは裏腹にオープンでなく「秘密性が高い」ことです。「強欲な本音」を隠し通すためには「秘密」が一番だからです。

第二は、人物や組織が「大量の偽りの情報」を一方的に流すことです。「嘘」や「言い訳」や「でっち上げ」が常態化していることです。

「大本営発表情報」を一方的に垂れ流す今のマスコミはこの点で犯罪的な役割を果たしています。

第三は、人物や組織に「謀略性が高い」ことです。「立派な建前」の奥深くに「強欲な本音」が隠されていることを知られると困るので、疑問を感じて「真実」を追求しようとする人に対して、様々な嫌がらせや脅迫をして妨害するのです。

時には「真実」を追求する人を陥れるために、わざと事件をでっちあげて犯罪者にしたり、命そのものを抹殺する場合もあるのです。

一例としては、2001年4月に首相に就任した小泉純一郎のいわゆる「小泉・竹中構造改革」をTVなどで厳しく批判していた著名な経済学者の植草一秀氏は、2004年4月8日に品川駅エスカレーターで女子高校生のスカートを手鏡でのぞいた容疑で逮捕・起訴されました。

同じ植草一秀氏は2006年9月13日午後10時ごろ京急本線の品川駅~京急蒲田駅間の下り快特電車内で女子高生に痴漢行為をした容疑でまたしても現行犯逮捕され、133日間の拘留を課されて起訴され現在最高裁上告中です。

植草一秀氏は当時竹中平蔵経済財政・金融担当相主導で行なわれた「りそな銀行国有化」の際の「国家的インサイダー取引」疑惑を告発していたために小泉内閣が仕組んだ「国策捜査」の標的にされたといわれています。

ご本人も「国策捜査」による冤罪事件とはっきりと主張されていますし私はその通りだと思います。

詳しくは植草一秀氏のブログ「植草一秀の『知られざる真実』」をご参照ください。

http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/post-66bd.html#trackback

私個人の周りには「胡散臭い」人物はほとんどいませんが、「胡散臭さ」を感じる人物は世界中いたるところにいます。

米国のブッシュ前大統領、チェイニー前副大統領を筆頭とする米国支配層(民主党、共和党の特権政治家、特権官僚、CIA、産軍複合体企業、ユダヤ金融資本、石油エネルギー資本、マスコミ、イスラエルロビー、キリスト教原理主義者)には全員「胡散臭さ」と「違和感」を感じます。

2001年9月11日のいわゆる「9・11事件」に米国支配層が仕掛けた「謀略」の「胡散臭さ」を感じます。

少なくともブッシュ前大統領、チェイニー前副大統領、ラムズフェルド元国防長官の三人はイラクとアフガニスタンへの侵略戦争を実行し多大な人的・物的損害を与えた罪で逮捕・起訴し裁判にかけるべきです。

日本では、CIAに買収され米国のエージェントであった「新日米安保条約」批准の責任者岸信介や佐藤栄作、中曽根康弘、宮沢喜一、森喜朗、小泉純一郎、福田康夫、安部晋三、などの「清和会」系歴代自民党出身総理大臣には軒並み「胡散臭さ」を感じる。

麻生太郎現首相を初めとする麻生内閣閣僚や自民党・公明党の国会議員全員にも「胡散臭さ」を感じる。

民主党では特に前原誠司副代表の「前原グループ」が米国ネオコン支配層の指示で動く「自民別働隊」の「胡散臭さ」を感じる。

地方自治体の首長の中で特に「胡散臭さ」を感じる人物は、①石原慎太郎東京都知事 ②橋下徹大阪府知事 ③東国原英夫宮崎県知事 ④森田健作千葉県知事 ⑤山田宏杉並区長などです。

(続く)



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