私は一週間前にロン・ポール米下院議員のビデオレターに会員登録しましたが、2日に1件くらいの割合で
メールでビデオレターや音声メッセージのURLが送られてきます。
今回は音声メッセージだけですが「米政府の債務上限引き上げ問題」に関して「予算を凍結して米国市民を収奪するのを止めよ」
と過激に主張しています。
小沢一朗氏は先週木曜日(7月28日)の「自由報道協会」主催の「討論会」と「記者会見」に久しぶりに登場しました。
私は小沢一郎氏に今一番欠けているのは「情報発信力」だと思います。
小沢一郎氏が一番なすべきことは、まさにロン・ポール氏がやっているようにネットメデイアを使って、ビデオレターで情報発信することだと思いま す。
毎週1-2回、その都度テーマを絞って5-10分のビデオレターをネットで流せば、最初は1万アクセスから始まり、徐々に拡散され最終的には
数百万人の国民が視聴するようになるでしょう。
▼ 「正当民主党」は民主党内の「新自由主義」勢力に乗っ取られ変質させられた!
小沢氏と鳩山氏の「正当民主党」は2009年8月30日の総選挙で3000万票を獲得して戦後初めて本格的な政権交代を実現しました。
「正当民主党」の誕生で戦後の既得権益と特権の喪失に危機感を覚えた米国支配層と自民党清和会、財界は配下の検察と大手マスコミを使って、
「小沢政権阻止」のために2009年3月3日「西松建設政治資金事件」をでっち上げて小沢氏の事務所を強制捜査し大久保公設秘書を逮捕したので す。
検察と一体となった大手マスコミは、小沢代表と鳩山幹事長の「政治的抹殺」を狙って大規模な「政治とカネ」のバッシング報道を行いました。
検察による「国策捜査」と大手マスコミによるバッシングにもかかわらず、日本国民は「正当民主党」に3000万票の支持を与え政権交代を実現させ たのです。
もしも検察の「国策捜査」がなければ大手マスコミによるバッシングもなかったわけで、「正当民主党」はおそらく4000万票を獲得して小沢一郎氏 が首相となり
「絶対安定政権」が誕生していたはずです。
今でも小沢首相の「正当民主党」が政権を担い東日本大震災と福島原発事故の未曾有の国難をうまく切り抜けていたと思われます。
日本国民にとって最大の不幸は、「正当民主党」を破壊するために民主党内に潜入していた「新自由主義」勢力が、2010年6月2日の「クーデ ター」で鳩山首相と小沢幹事長を
辞任に追い込み、何の理念もなく権力欲の塊である菅直人氏を首相に選んだことです。
枝野官房長官、岡田幹事長、仙石氏、前原氏、野田氏、安住氏、玄葉氏などの民主党内の「新自由主義」勢力は、菅直人氏首相に担いで「正当民主党」 を乗っ取り、
換骨奪胎して「反国民」の「対米従属」政権に変質させたのです。
菅民主党による「正当民主党」の破壊はすさまじくもはやもとに戻れませんので、小沢氏は一日も早く「小沢新党」を立ち上がるべきだと考えます。
「小沢新党」が次回総選挙で2000万ー3000万票-4000万票を獲得して勝利するとしたら、小沢一郎氏の情報発信力を飛躍的に高めるしかな いと
私は思います。
その意味でロン・ポール米下院議員のビデオレターによる強力な情報発信力は大いに参考になると思います。
ロン・ポール米下院議員「予算を凍結して米国市民を収奪するのを止めよ」