杉並からの情報発信です

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【今日のブログ記事No.3501】 ■ノンフィクション作家・鬼塚英明氏が強く望んだ『全く新しい経済学』を私は『共有・共生人間経済学』と名づけたい!(No1)

2020年10月09日 09時25分33秒 | 政治・社会
いつもお世話様です!                         
【杉並からの情報発信です】【YYNews】【YYNewsLive】を主宰する市民革命派ネットジャーナリスト&社会政治運動家の山崎康彦です。    

昨日木曜日(2020.10.08)夜に放送しました【YYNewsLiveNo.3092】のメインテーマを加筆訂正して【今日のブログ記事】にまとめました。

【放送録画】94分10秒

https://ssl.twitcasting.tv/chateaux1000/movie/644956207

【放送録画】

【今日のブログ記事No.3501】

■ノンフィクション作家・鬼塚英明氏が強く望んだ『全く新しい経済学』を私は『共有・共生人間経済学』と名づけたい!(No1)

4年前の2016年1月に78歳で亡くなられたノンフィクション作家・鬼塚英明氏は『若者への遺言』として次のような言葉を遺された。
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もうひとつ、私は若い読者に言いたい。

マルクス、ケインズ、フリードマン、サムエルソン、クルーグマン・・・こういうユダヤ経済学を捨ててもらいたい。

君たちは二宮金次郎に学べ。「貧しい農村の生活をいかに改善するか」に一生を捧げた彼の経済学に学べ。

経済に道徳を採り入れた新しい経済学を作り出してほしい。正直に働く人々、貧しい人々、体の不自由な人々、老いた人々を救いだす経済学を作り出してほしい。美しい国日本を未来に残すべく努力してほしい。卑しい経済学にさよならしようではないか。

私は新しい経済学を「共生経済学」と名づけたい。貧しくてもよい。共にその貧しさを分け合って生きる経済学の創造を期待したい。
_____________

この間私がメインテーマで取り上げてきたテーマを『共有・共生人間経済学』の『六つの重要ポイント』として以下にまとめてみました。

▲『共有・共生人間経済学』の『六つの重要ポイント』

(1)重要ポイント1:

『共有・共生人間経済学』は『マルクス経済学』や『新自由主義経済学』などの『既存経済学』を否定する。

人間は『物質=資本』に依存しなければ生存できない以上『資本主義』は永遠に続くのであり、変化するのは『資本主義の各段階』である。

かつてマルクスとエンゲルスは、『労働者階級が資本家階級を打倒し私有財産を放棄して共産主義革命を行えば資本主義の次に資本家による支配と搾取のない「ユートピア=共産主義社会が来る』と主張したが、これは『間違っていた』。

なぜならば、『共産主義革命』を成し遂げた『ソ連』『東欧社会主義諸国』『中国』『北朝鮮』にやって来たのは、『ユートピア』ではなく『放棄された私有財産を独占した』共産党幹部による『一党独裁』であった。

(2)重要ポイント2:

『共有・共生人間経済学』は『市民革命』によって『超金融資本主義』から『共有・共生人間資本主義』に転換させる『市民革命経済学』である。

我々が今生活している『資本主義』の段階は『超金融資本主義』である。

そして我々が『市民革命』によって目指すのは『資本主義』の第八段階である『共有・共生人間資本主義』である。

資本主義の各段階は以下の通り。

1.第一段階: 採取・狩猟経済

採取・狩猟による「自給自足・物々交換経済」

2.第二段階: 原始農業経済

農業による「自給自足・物々交換経済」社会で銅貨などの「貨幣」が流通し始めた。

3.第三段階: 農業資本主義

封建領主が土地を独占し農民を支配した。ユーロッパ各国には「世俗権力」の「絶対王政」と「神権」の「バチカン教皇権力」の二重支配が確立した。

「金細工師」は金庫に預かった他人の「金」を基に「金貸し」業を開始。「金貸し証文」が市場で「紙幣」として流通し始めた。

4. 第四段階: 商業資本主義

『農業資本主義経済』の発達から登場した商人が商品生産と流通を支配し、消費を拡大させて商業資本の蓄積を実現した。

「金細工師」が「金貸し」業から「銀行家」となり「金貸し証文」が「紙幣」となり市場に流通した。1694年世界で最初の銀行「イングランド銀行」が設立された。

5. 第五段階: 産業資本主義

銀行の『信用創造』による「紙幣マネー」が急増した。「紙幣マネー」は主に産業育成と拡大に投資され「実体経済」の飛躍的拡大 を実現させた。

これが『産業革命』である。

6.第六段階: 金融資本主義

銀行の『信用創造』による「紙幣マネー」が激増して莫大な「投機マネー」を生み出し「投機マネー経済」が「実体経済」を凌駕した。

しかし「金本位制」によって「投機マネー経済」と「実体経済」の経済規模は「金」の総量に制限された。

欧州ロスチャイルド家は1815年に『イングランド銀行』を支配し、1913年に米国に中央銀行=連邦準備制度(FRB)を設立して米国の通貨発行権と管理権を手中に収めた。

7. 第七段階: 超金融資本主義

これが我々が今生活している資本主義の段階である。

1971年ニクソン米大統領は「ドル・金の兌換停止」を発表。いわゆる「ニクソンショック」によって「投機マネー経済」と「実体経済」の経済規模は 「金」の裏付けがなくなり「無限拡大」が可能となった。

それ以降『ロスチャイルド国際金融マフィア』が支配する各国の中央銀行は、政府に干渉されることなく「紙幣マネー」を大量増刷して莫大な『投機マネー市場』『博打経済』である『金融経済』を『実体経済』の数十倍規模に膨張させた。

その結果、世界各国で人々の役に立ち価値を生み出す『実体経済』が,価値を生まない博打経済である『金融経済』に破壊された。

その結果、『貧困』と『戦争とテロ』と『地球環境破壊』が世界規模で『拡大再生産』されているのだ。

すなわち我々が今生活している『資本主義』の段階とは、全世界の『中央銀行』と『金融経済』を支配する『世界支配階級=ロスチャイルド国際金融マフィア』とその手先である『各国支配階級』の『ごく少数の人間たち』が全世界の『99.99%の一般庶民』を完全に支配し搾取しているということである。

更に彼らによる『世界と各国の支配と搾取の基本構造』は『巧妙に隠されている』のでほとんどの一般庶民は『その正体』を知らないままなのだ!

(3)重要ポイント3:

『共有・共生人間経済学』は『人間の絶対基準』が当たり前に守られる社会を実現するための『人間経済学』である。

『人間の絶対基準』

1.他人の命を奪わない

2.他人の所有物を奪わない

3.他国を侵略しない

4.平和を破壊しない

なぜ『人間の絶対基準』は守られて来なかったのか?

それは、これら『四つの人間の絶対基準』を全世界の国家と国民が『度量衡や時間』のように当たり前に順守したら困る『支配勢力』が存在しているからである。

なぜならば、もし全世界の国家と国民がこれら『人間の絶対基準』を『順守』したらこの『支配勢力』はもはや『世界規模での支配と搾取』を実行できなくなるからである。

この『支配勢力』は、これらの『人間の絶対基準』が現実世界で実効性のある『絶対基準』にさせないために『宗教』の中に閉じ込め『祈り』の対象にして永遠に実現できないにようにしてのである。

この『支配勢力』とは、世界各国の『中央銀行』と『民間銀行』を支配し彼らの手先である『各国支配階級』を使って各国民を支配し搾取してきた『世界支配階級=ロスチャイルド国際金融マフィア』であるということ。

(4)重要ポイント4:

『共有・共生人間経済学』は『世界支配階級』と『自国支配階級』による『金融支配』と『政治支配』を解体する『戦う経済学』である。

どのようにすれば『人間の絶対基準』が『度量衡や時間』のように当たり前に守られる社会を実現できるか?

それは、『四つの人間の絶対基準』を否定し地球規模で毎日『人の命を奪い』『人の所有物を奪い』『他国を侵略し』『平和を破壊』している『世界支配階級』と『自国支配階級』を『各国の一般市民』が打倒することである。

それは、『各国の一般市民』が『世界支配階級』と『自国支配階級』の『力の源泉』である『金融支配権力=四つの信用創造特権』を『市民革命』によって『解体する戦い』である。

(5)重要ポイント5:

『共有・共生人間経済学』は『市民革命』による『金融支配力』とを解体する『金融経済解体・実体経済復活の経済学』である。

それは、『世界支配階級』とその手先である『自国支配階級』が独占支配する以下の『四つの信用創造特権』を奪い取ることである

1.『中央銀行』が独占支配する『通貨発行権』

『世界支配階級』が独占支配する『中央銀行』を100%国有化しすべての決定権を国会に常設する『中央銀行運営委員会』に移管して100%『国民化』すること。『中央銀行』が持つ『通貨発行権』を『国民生活と実体経済』にのみに使うようにすること。

2.『自国支配階級政府』が独占支配する『国債発行権』

『世界支配階級』の手先である『自国支配階級政府』が独占支配する『国債発行権』を禁止し『国の借金の増加』を停止すること。

3.『民間銀行』が独占支配する『無からカネを生む「準備預金制度」』

『民間銀行』が独占支配する『無からカネを生む「準備預金制度」』を廃止しすべての金融サービスを『中央銀行』が直接『無利子低手数料』で行うこと。

4.銀行と金持ちが永遠に肥え太る『金利』を廃止すること。

5.日本独特の裏会計である『特別会計』を廃止すること。

(6)重要ポイント6:

『共有・共生人間経済学』が主張する『市民革命』は『特権エリート』ではなく『一般市民』が主導する『庶民革命』である。

そのためには、全世界の『一般市民』は以下の『三つの行動 (知ること、勉強すること、実行すること)』を開始しなければならない。

1.知ること

まず最初に全世界の『一般市民』は現在我々が世界規模で直面している以下の『三つの大問題』を知ることである。

各国の政治家、官僚、メデイア、学者、評論家はこれら『三つの大問題』は『偶然に起きている自然現象であり解決は不可能である』と盛んに『世論誘導』しているが、これは『嘘』である。

全世界の『一般市民』はこれら『三つの大問題』は『世界支配階級』とその手先である『各国支配階級』が彼らの『目的』を実現するために秘密結社『イルミナティ・フリーメーソン』を使って『計画的』に起こしていることを知るべきである。

我々が直面している『三つの大問題』とは何か?

1. 『テロと戦争』と『人口削減計画』

2. 『金融経済』による『実体経済の全面破壊』

その結果世界規模で『貧困の急拡大』と『富の一局集中』が起こっている。

3. 『地球温暖化』による『地球環境破壊と異常気象』

2.勉強すること

全世界の『一般市民』がすべきことは、巧妙に隠れているこれら『三つの大問題』の『真の元凶』が誰であり、巧妙に隠されている彼らの『真の目的』とは何かを勉強して突き止めることである。

1.『三つの大問題』の『真の元凶』は誰なのか?

それは、世界各国の『中央銀行』と『大手民間銀行』と『大企業』を独占支配している『世界支配階級=ロスチャイルド国際金マフィア』とその手先で各国の政府を支配している『各国支配階級』である。

2.彼らの『真の目的』とは何か?

それは、神に選ばれた『ユダヤ人』が非ユダヤ人と無神論者の”生命と財産と自由”を完全に支配する『世界統一政府』を樹立することである。

3. 実行すること

『覚醒』した全世界の『一般市民』は各国で『市民革命運動』を起こして『市民革命政権』を樹立し以下の『八つの市民革命政権公約』を『実行』することである。

(公約1)中央銀行を『100%国有化』しすべての決定権を国会に設置する『中央銀行最高運営員会』に移管すること。

(公約2) 中央銀行の『通貨発行権』を『金融経済』『大企業』『金持ち』のためではなく『実体経済』『国民福祉』のためのみに使うようにする。

(公約3) 『金融経済』に一律『5%の金融商品取引税』を課税して『金融経済』の規模を『縮小』し『ベーシックインカム』『子供手当』『教育の完全無償化』『国民福祉』『実体経済回復』の財源とする。
"
(公約4) 以下の五つの『信用創造特権』を廃止すること。

1. 中央銀行が独占する『通貨発行権』

2. 政府が独占する『国債発行権』

3. 民間銀行が独占する『無からカネを生む準備預金制度』

4. 銀行と金持ちが永遠に肥え太る『金利』

5. 日本の政治家と官僚と大銀行と大企業の『秘密の財布』となっている『日本の特別会計』

(公約5)『議院内閣制』を廃止し政府のトップは国民が直接選挙で選ぶ『大統領制』とする。

(公約6)各国で『市民憲法』を新たに制定しその第一条に『人間の尊厳は最高の価値であり国家権力はこれを全力で守る義務を持つ』と明記する。

(公約7) 『憲法の番人』として最高権威の独立した『憲法裁判所』を設置し裁判官を国民が直接選挙で選ぶこととする。

(公約8) 国民の上位に位置する特権階級である『王制と天皇制』を廃止する。

(No1おわり)

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情報発信者 山崎康彦
メール:yampr7@mx3.alpha-web.ne.jp
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