杉並からの情報発信です

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まず我々大人が「闘い」に立ち上がる必要があります

2008年01月16日 22時19分47秒 | 政治・社会
私は、「JanJan」に2008年1月15日に公開された記事「怒れる若者よ、闘う相手を間

違えるな(1)」を書きました。

この記事の中で私は、若者が引き引き起こしている色々な「凶悪事件」は、実は

日本人の「生活」と「家庭」と「教育」が「小泉構造改革」によって根底的に破壊さ

れ、追い詰められた若者の「怒り」が一番身近な家族や第三者に暴力的に爆発してい

るからだと言いたかったのです。

「凶悪事件」を引き起こした若者が、刑事・民事罰を受けるのは当然ですが、若者を

処罰して「自己責任」で終わらせては真の解決にはなりません。

若者は、「加害者」であると共に、今の政治、経済、社会システムの「被害者」であ

るという視点が大事だと思います。

まず我々大人が「闘い」に立ち上がる必要があります。

怒れる若者」の「自爆テロ」的な「凶悪事件」を起こさせているのは、我々大人が真

の敵と「闘わない」ことが原因だという事を自覚し反省しなければなりません。

日本人の「生活」と「家庭」と「教育」をこれほどまでに破壊した犯人達を突き止め

る作業が必要です。

そして、彼らが構築したシステムを見直し、日本人の「生活」と「家庭」と「教育」

を再復活できるシステムに改める作業が次に必要です。

我々大人が今「闘う」相手は以下の六つの勢力だと思います。

1) 労働者搾取と資源大消費よる利潤追求と市場独占に奔走する「大資本経営者達」

2) 戦後60年以上にわたって日本の政治を独占し腐敗しきっている「自公政権政治家

  達」

3) 米国の利益代理人として日本人の富を米国に売り渡してきたTやMなどのロビース

  トである「米国エージェント達」

4) 事実上の法律作成の立法権を独占し「大資本経営者達」と「米国エージェント

達」に協力して、自省と自己の利益確保に狂奔する「行政官僚達」

5)「小泉構造改革」を無批判に煽り、官僚腐敗に目をつぶり、世論操作に加担してき

た「マスコミ幹部達」

6) 政府の各種審議会で「大資本経営者」や「米国エージェント」の利益を代弁し

 てきた「学者、評論家等の有識者達」


「怒れる若者」は、「闘う」大人の姿を見て、徐々に、本当の闘う相手は「家族」や

「通行人」ではないことが分かってくるのです。

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