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民主党は小沢幹事長を首相にして正面突破を図れ!

2010年05月28日 13時17分15秒 | 政治・社会
昨年9月戦後初めてあるいは日本の歴史上初めて「国民のための政治」を正面に掲げる「革命政権」が誕生しました。

「革命政権」など大げさなと思われる方は多いと思いますが、民主党のマニフェストとマニフェストのベースとなった小沢幹事長

が2008年9月に民主党代表選挙のために発表した「基本政策案」を見ればその「革命性」に驚きます。

詳しくは下記のブログ記事【なぜ検察と大手マスコミは小沢幹事長の「抹殺」をねらうのか?】をお読みください。

http://blog.goo.ne.jp/yampr7/e/ce6577b63a7eca8019927489bf7d1f00

昨年9月の政権交代を成し遂げた人物は政策面でも選挙運動面でも小沢一郎幹事長だったことはあまり知られていません。

世間一般では政権交代は鳩山由紀夫首相が成し遂げたと思われていますがそれは大いなる誤解です。

なぜならば「小沢批判」一辺倒の大手マスコミは小沢幹事長の功績は一切書かないですし、「言い訳はしない」「人の悪口は言わない」という小沢家の家訓を忠実に守っている小沢幹事長は自分の功績を自分で語ろうとは決してしないからです。

昨年3月3日東京地検特捜部は「西松建設政治献金」疑惑で小沢民主党代表(当時)の大久保政策第一秘書を突然逮捕しました。

いわゆる「3.3事変」です。

このことは偶然に起こったことではなく検察が小沢代表を狙い撃ちにして意図的に「国策捜査」をしたのです。

大手マスコミはあたかも小沢幹事長が大犯罪を犯したかのような報道を連日流しました。

検察の目的は、その年の8月30日に予定されていた総選挙で万一民主党が勝利して政権交代が起こった場合小沢民主党代表がそのまま内閣総理大臣になることを阻止するためであり、小沢潰しの「謀略」を仕組んだのです。

この「国策捜査」と大手マスコミによる「小沢バッシング」で、昨年4月小沢民主党代表は民主党代表を辞任し選挙担当の幹事長となりました。

もしもこの「国策捜査」が無かったならば、当然ながら小沢代表の手で政権交代が実現され小沢首相が誕生していたはずです。

小沢幹事長は今も首相として自ら作った「生活が第一」の政権公約を着実に実現していたはずです。

国民の不幸は検察による小沢潰しの「国策捜査」の真実が分かっていない事です。

国民の不幸は歴史的な「革命政権」を誕生させたのは小沢幹事長であることを知らないことです。

国民の不幸は検察と一体となって「小沢バッシング」を垂れ流し「世論誘導」している大手マスコミに洗脳されていることです。

国民の不幸は「自分こそが政権交代を実現した張本人だ」と勘違いして「お友達内閣」で全てを決定してきた「奢り」と「八方美人」の鳩山由紀夫氏を「首相」に担いでいることです。

国民が幸福になるためには、7月参議院選挙前に鳩山首相を退陣させ小沢幹事長を首相として担ぎ、検察、大手マスコミを

はじめとする「反革命勢力」を正面突破して解散総選挙に打って出るべきだと思います。

昨日の日刊ゲンダイに「民主党は小沢幹事長を首相にして正面突破を図れ」と同じ趣旨の記事がありましたので以下に転載します。

■ 民主党 小沢首相で勝負!?

日刊ゲンダイ 2010/05/27

http://octhan.blog62.fc2.com/blog-entry-1452.html

もう、ここまできたら、民主党がやることはこれしかないだろう。小沢幹事長を全員で担いで、前面に押し立てて中央突破することだ。
自分で自分を苦境に追い込んでいる鳩山内閣のままではジリ貧の一途。参院選に突入してもロクなことにならない。

政治評論家の山口朝雄氏が言う。
「鳩山政権はいいこともやっている。政権交代でこの国の古いシステムを変えようとする意気込みも失っていない。しかし、鳩山首相の普天間問題で全部帳消しにされ、手詰まり内閣みたいに強調されてしまった。これは非常にもったいないことです。事業仕分けをやっても目立たない。国民の拍手喝采がなくなった。民主党政権の足を引っ張りたいメディアの術中にはまってしまった感じです。日に日に追い詰められる民主党というイメージが国民の間に定着してしまうと、盛り返すのは難しい。参院選が近づいているだけに、困った事態です」

普天間問題は政治のすべてではない。外交・軍事問題のひとつにすぎない。
民主党を潰したい勢力は、それを針小棒大に騒いできたが、情けないのは、鳩山首相がマンマとひっかかって自分から混乱を大きくしてしまったことだ。
それで、民主党支持者まで「おいおい、大丈夫なのか」と呆れ始めているのだ。

こうなると、来月に目玉政策の子ども手当が支給されても、鳩山内閣の支持率は下げ止まらないかも知れない。そのまま参院選に突入したら、待っているのは厳しい結果だ。

大手メディアの調査では、議席予想はあのダメ自民党とどっこいの勝負という。だったら、民主党は早く動いた方がいい。次の手を打つときだ。

こんな凄い政治家は他にいない
鳩山首相に退いてもらい、小沢幹事長をトップに据えて参院選を戦う。これしか挽回策はないだろう。
大苦境の中で頼れる政治家は小沢以外にいない。それは、4、5人の例外を除けば、民主党議員だって分かりきっていることだ。

1年以上も検察に追われ、大マスコミからは寄ってたかって「罪人」のように叩かれながらも、約束通り、全国を飛び回り、参院選の候補を政権党にふさわしく100人以上擁立した小沢。こんなタフな政治家が他にいるか。そもそも前原代表時代にニセメール事件でどん底になった民主党にカツを入れ、引っ張り、参院を逆転させ、政権を取れるまでの大人の政党に立て直したのも小沢だ。自民党幹事長時代には、惨敗必至だった海部自民党を総選挙で勝たせた実績もある。政治の駆け引きもカンどころも知り尽くした男である。
小沢幹事長138
「小沢一郎の最終戦争」などの著作が多い作家の大下英治氏が語る。
「小沢氏なくして民主党政権はなかったし、小沢氏がいれば今後も民主党政権は続いていく。とくかく、今の政界では飛び抜けた政治家です。自由党時代、小渕自民との連立を解消したとき、二階グループが離反し、24人の政党にまでおちぶれた。あそこで小沢氏は一度死んだ。だから強い。もともとずぬけた存在だったうえに、一度は死んだ身だと達観したから、さらに強くなった。凄みがついた。自民党など束になっても、かなう相手ではありません」

こんなタフで力強い政治家をトップで使わないのは、もったいないではないか。
民主党は内閣の難問も次々と解決してもらえばいいのだ。簡単なことではないか。

だから旧勢力は小沢を目の敵にしている
鳩山内閣がここまで追い詰められたのは、言うまでもなく、官僚や大マスコミなど旧勢力の抵抗が原因だ。普天間問題ひとつ見ても、外務省や防衛省の官僚は、シロウトの首相や大臣を小バカにしてアメリカ忠誠優先で動いてきたのだから、「県外・国外移転」がうまくいくはずがない。首相や大臣はナメられたら、おしまいなのだ。

その点、小沢幹事長は全然違う。元外務省職員で作家の佐藤優氏によると、外務官僚は、小沢が辺野古以外の移転先を示唆した発言に異常に反応し、理論武装を始めたという。官僚はなぜ小沢を恐れるのか。

評論家の大前研一氏は雑誌「SAPIO」でこう指摘していた。
「官僚人事は、自民党が霞ヶ関と持ちつ持たれつでやるために、不可侵の領域として官僚の自由にさせてきたものだ。そこに手を突っ込む小沢氏は、官僚から見ると、最も怖くてやりにくい政治家なのだ」

宮内庁の羽毛田長官を「辞表を出してから言うべきだ」と批判したり、検察捜査の最中にも検事総長を国会同意人事にすると言い出す小沢幹事長。怖い政治家だから、官僚など旧勢力は、検察を使って抹殺しようとしてきたのだ。

だったら余計に、民主党は小沢幹事長を首相に担ぐしかないだろう。民主党政権の妨害者にニラミを利かせ、政治をスムーズに進めるには、「目には目を、歯には歯を」でいくしかない。沖縄問題や財源問題で政権が振り回され、迷路に引き込まれることは少なくともなくなると断言できる。

捏造の小沢事件にひるむ必要なし
小沢は民主党内で最も人望も子分も多い。それでもトップに担がないのは、評判を気にしているからだ。

前出の大下英治氏が言う。
「小沢氏対しては、どの世論調査でも7割以上が“幹事長を辞任すべき”となっていて、アレルギーが強い。小沢氏を前面に出せば反感を買う。それを恐れているのです。でも小沢氏の存在は、民主党という政党に根を張った大木と一緒で、切り倒せるものではないし、排除しようとしたら、地面がひっくり返ってしまう。小沢氏がいない民主党は機能しないのです。民主党議員はそれが宿命だと思うしかないのです」

前原大臣など反小沢派議員は、小沢事件のことを批判している。しかし、小沢を抹殺しようとした検察特捜部が2度も不起訴にせざるを得なかったように、犯罪なんてない。与党幹事長をわざわざ取り調べるほどの案件ではなかったのだから、民主党は何も恐れる必要はない。小沢派はどんどんメディアに出て、「捏造(ねつぞう)だ」「針小棒大だ」と反論・反撃すればいいのだ。逃げ隠れしたり、下を向いているから、テレビや新聞のエジキにされ、悪いイメージのままなのだ。チンケなマスコミなど怯える必要はない。

昨年の総選挙で政権を与えられた民主党議員には、国民に約束したマニフェストと“夢”を完遂する義務と責任がある。こっちの方がよっぽど大事だ。それには参院選も大勝してもらわないと困る。鳩山首相ひとりをかばって、こんなところでオタオタ足踏みしたり、政治を混乱させている場合ではないのだ。

(日刊ゲンダイ 2010/05/27 掲載)

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