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《注目記事》 米国 ネオナチや極右が軍への入隊工作を展開

2009年07月21日 13時24分11秒 | 政治・社会
■ 米国 ネオナチや極右が軍への入隊工作を展開

2009.07.17 週刊金曜日 金曜アンテナ

  http://www.kinyobi.co.jp/backnum/antenna/antenna_kiji.php?no=698

 米陸軍と海兵隊の内部でここ数年、ネオナチや白人至上主義団体のメンバーが急速に増大している。FBIの2001年から昨年までの調査では、「過激な白人至上主義者に占める元兵士」の割合が目立っているほか、連邦政府打倒」を掲げるネオナチのメンバーが起こした事件中、203人が退役兵士だった事実が判明。

米国家安全保障局も最近公表した調査結果で、「過激団体に参加したがる兵士が増大している」と認めており、軍隊内の人種差別を正当化する白人至上主義者や、暴力的なスキンヘッドグループを加えればさらに人数は増大すると見られる。

 米軍は「特定人種の優越」を主張する団体への加盟を禁止しているが、アフガニスタン戦争とイラク戦争の勃発でかつてなく入隊者の応募が困難となり、大幅に入隊基準を緩めるようになったことが背景にある。

さらに問題は、ネオナチや白人至上主義団体が組織的にメンバーを入隊させて軍事訓練を受けさせ、「人種戦争の戦士」として育成している点。だが国防総省は兵士不足の解消を優先せざるをえず、大きなジレンマとなっている。

編集部
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