杉並からの情報発信です

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杉並選挙、保坂のぶと氏が俄然有利になってきた

2009年02月14日 11時36分58秒 | 政治・社会
杉並区内の選挙事情に詳しい方からの情報ですと、自民党石原のぶてる氏が麻生太郎首相とツーショットで写っているポスターを昨晩一晩で区内からいっせいに撤去したとのことです。

このことは、一昨日の小泉元首相が「反麻生」の戦闘宣言をした会合に出席していた小泉チルドレンの一員である自民党石原のぶてる氏が、支持率14%の麻生首相と無理心中することを拒否して、小泉主導の「反麻生」の立場を鮮明にして麻生太郎の後継総裁・総理を狙って動きを変えてきたのだと思います。

しかしながら、先ほど配信しました外交評論家の天木直人氏がブログ記事「小泉元首相は最後に大失敗をおかした」の中で言っておられるように、小泉元首相の「反麻生」の戦闘宣言は、マスコミと世論の動向を見るための「のろし」でしかなく、
本気で麻生を引き摺り下ろす気など全くないのです。

「小泉構造改革」によって、日本は米国に告ぐ世界第二位の大格差社会に変貌し、内需無視・外需依存のいびつな経済政策によって今未曾有の大不況に国民は苦しんでいます。

米国のエージェントとして米国の利益のために「小泉構造改革」を実行した犯人こそが小泉純一郎氏であり、彼のたわごとに世間は二度とだまされるほど馬鹿ではないのです。

小泉主導の「反麻生」の世論が一向に盛り上がらず、麻生首相がそのまま居座る中で、小泉元首相は「後を皆さんに任します」といってはしごをはずして退場するのは目に見えています。小泉元首相は自分のチルドレンの当選しか頭になく、小泉チルドレンを救うことなど全然考えていないのです。

小泉チルドレンの一員であり「小泉構造改革」の忠実な信奉者である石原のぶてる氏が今回小泉主導の「反麻生」の立場を鮮明にした以上、自民党執行部からの締め付けはますます厳しくなり、自民党内部での足の引っ張り合いがますます激しくなってきます。

敵の分裂状態を前にして、保坂のぶと氏の選挙情勢は俄然有利になってきます。

「新自由主義」信奉者の石原のぶてる氏を倒し保坂のぶと氏を草の根市民の力で当選させる情勢が煮詰まってきていると思います。
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