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《注目記事》 キューバ軍事諜報責任者がケネディ暗殺事件について発言

2009年05月02日 09時35分05秒 | 政治・社会
■ キューバ軍事諜報責任者がケネディ暗殺事件について発言 週刊金曜日

 金曜アンテナ(2009/5/1)

http://www.kinyobi.co.jp/backnum/antenna/antenna_kiji.php?no=605

 キューバ共産党機関紙『グランマ』にこのほど登場した同国の長年の軍事諜報責任者であるファビアン・エスカランテ・フォント将軍は、反カストロ派キューバ人テロリストであるルイス・ポサダ・カリレスを保護している米国の勢力は、1963年にケネディ大統領を暗殺した集団と一体であると語った。

 このカリレスは、1976年に西インド諸島の島国・バルバドスで起こったキューバ機爆破テロの犯人としてキューバとベネズエラが指名手配している人物。犯行の裏には、CIAの指示があったことはほぼ明白とされている。カリレスは現在、米国のマイアミに在住しており、「不法滞在」で逮捕されながら実質的には自由の身で、また身辺を当局によって厳重に保護されている。

 フォント将軍によると、1960年代初期以降、CIAとFBIが中心となって中南米各地で反共謀略のために多くの「親米団体」と称するテログループを組織化。その一つが、後にカストロ暗殺計画に関与したキューバ人中心の「アルファ66」で、ケネディ大統領の「暗殺犯」とされるオズワルドもこの団体周辺で雇われていた。将軍は、大統領暗殺を計画・実行したのも、こうした反カストロのキューバ人テログループに資金を与えて動かした勢力と同一であると断言している。

(童子丸開・著述家)




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